国宝の 国宝の風神雷神図屏風 は、桃山時代から江戸時代初期に俵屋宗達 が残した作品です
 京都検定 にも出題されていますね
 俵屋宗達 は、京都の町衆の出身ですが、生没年は不詳だそうです


風神雷神図屏風
指定:国宝
作者:俵屋宗達
時代:江戸時代
種類:紙本金地著色
大きさ:169.8×154.5cm
所蔵:建仁寺

 本図には、落款も印章もないが、俵屋宗達 の晩年の最高傑作とされている

 二曲一双の屏風に、前面に金箔をおし、右雙に風神、左雙に雷神が描かれている

 雷神は、左手上方より、雷雲に乗り登場する

 風神は、右手上方より、風に乗り髪をなびかせ登場する

 中央の広い空間には、一面に金箔が張り敷かれ、無限の奥行をもつ
 風神、雷神を、画面左右上隅に置かれ、天衣や太鼓など所持品の一部が画面の外にはみ出している
 これによって空間が外へ向かって拡大され、天空の限り無い広さが表される

 簡潔な構図で、色彩も単純化されている



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