世界一背の高い中国人男性が、その長い腕を使って瀕死(ひんし)のイルカ2頭を救助

12月17日17時9分配信


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 12月14日、世界で最も背の高い中国人男性が、その長い腕を使って瀕死(ひんし)のイルカ2頭を救助(2006年 ロイター/China Daily)


 [上海 14日 ロイター] 中国に住む世界で最も背の高い男性が、その腕の長さを生かして、死にかけていたイルカ2頭の命を救った。新華社が14日伝えた。
 記事によると、助けられたのは遼寧省・撫順の水族館で飼われているイルカ2頭。
 身長2メートル36センチの鮑喜順さん(55)は、プラスチック片を飲み込み瀕死(ひんし)の状態のイルカ2頭の口にその長い手を入れ、胃の中から見事に破片を取り出したのだという。
 一般的な人の腕の長さではイルカの胃にはまったく届かず、今回は処置に困った関係者が、ギネスブックに世界一背の高い男性として登録されている鮑さんをわざわざ内蒙古から呼び寄せた。
 鮑さんが、1メートル6センチもある長い腕を使ってイルカの胃の中から異物を取り出す様子は当地のテレビでも放映された。
 新華社によると、イルカはその後元気を取り戻しつつあるという。