松坂が大リーグ正式表明

2006年11月1日(水) 16時

 西武の松坂大輔投手(26)が1日、都内のホテルで会見し、大リーグ挑戦を正式に表明した。すでに球団側から、ポスティングシステムによるメジャー移籍を容認する方針を伝えられていたが、日本シリーズなど球界のイベントなどを考慮し、公の発言を控えていた。
 日本を代表する投手で、今春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも日本代表を優勝に導いた松坂にはヤンキースなど複数の球団が入札することが確実視されている。現地報道などによれば、入札金は3000万ドル(約34億5000万円)になるとも予測されている。
 ポスティングシステムは、日本のプロ球団に在籍する選手が大リーグ挑戦を希望し、在籍球団が認めた場合にとられるルール。今後、両国のコミッショナーを通じて大リーグの全30球団に公示され、獲得を希望する米球団は土、日曜日、祝日を除く4日間のうちに入札。もっとも高い金額を入札した米球団に、松坂との交渉権が独占的に与えられる