東京マラソンでラストランへ

 有森裕子はベルリン・マラソンに向けて自宅のある米コロラド州ボルダーを拠点に練習してきたが、自身が役員にもなっているスポーツマネジメント会社のライツが8日、調整不足を理由に出場見送りを発表した。

 臀部(でんぶ)に生じた痛みが影響して、計画的な練習が難しかったという。12月で40歳になる有森は、2007年2月に初めて開催される3万人規模の市民レース、東京マラソンに出場予定。それを最後に競技者から退くことを既に表明しており、今後も「現役ラストラン」へのトレーニングを続ける