宮里、暫定2位タイスタート

 国内女子ツアーの今季公式戦初戦となる日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯は7日、北海道のニドムクラシックCニスパCで第1ラウンドを行い、荒天のため一時中断するなど進行が遅れ、36人がホールアウトできずサスペンデッドが決定。そんな中、米女子ツアーから帰国した宮里藍が、17ホール(インスタートのため8番)まで終え、3アンダーで暫定2位タイにつけた。

 悪天候で約1時間半中断したこの日、宮里は3ホール目の12番で初のバーディを獲ると、14番、16番もバーディとし3アンダーで前半を折り返した。後半のアウトに入っても安定したゴルフを続け5番でバーディ。7番こそボギーとしたが、1ホールを残して初日の競技を終えた。

 また宮里と同組で回るライバルたちもまずまずの滑り出しを見せている。大山志保は、10番でいきなりボギーを叩いたが、その後は3連続を含む5つのバーディを獲り、5バーディ、3ボギーでラウンド。2アンダーで暫定4位タイにつけると、昨季大会覇者の不動裕理も、1アンダー暫定9位タイと好位置をキープした。

 トップは、6バーディ、1ボギーの5アンダー67で回った山口千春が暫定トップ。宮里と同じ暫定2位にベテランの肥後かおりがつけている。また横峯さくらは、3オーバー75でホールアウト。今季残りは国内に専念する諸見里しのぶは、4オーバー76と出遅れた