クリンスマン監督辞任か、ドイツ各メディアが報じる
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ドイツ―ポルトガル。選手に指示を出すドイツ代表のクリンスマン監督。ドイツはポルトガルを3-1で破り、1970年大会以来の3位となった(8日) 【AFP=時事】
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2006年7月12日
現地時間11日(以下現地時間)、2006年W杯でドイツ代表を率いたユルゲン・クリンスマン監督が辞任する意向を固めたと各地元メディアが伝えている。ロイター通信が報じた。
12日付けの大衆紙『ビルト』によれば、クリンスマン監督は現職に留まるつもりがないことをすでにドイツサッカー協会に伝えてあるとのこと。また、ほかのメディアでも、クリンスマン監督が辞任の意思を持っていることや、チームマネージャーのオリヴァー・ビアホフ氏がクリンスマン監督の決意を間接的に確認していると報じている。
ドイツサッカー協会との契約期間がW杯の終了に伴って終了しているクリンスマン監督。前評判の高くなかった母国ドイツを3位に導いたことで、国内の各方面から監督継続の要請が届いていた。世論調査によると、国民の93%が続投を支持しているという。
ドイツ代表は、9月に開始されるEURO2008の予選に先立って、スウェーデンとの国際親善試合を8月16日に控えている。地元メディアの報道どおりクリンスマン監督の辞任となると、ドイツは早期に新指揮官を決定する必要に迫られる。