フライトして旅立つ君へ
僕が気付くころ君は海を越えて違う土地にいた。
いつもは感じたことのない距離に胸が騒ぐ。
おなじ地球なのに、こんなにも遠い距離を感じたことはなかった。
いつもはおなじ地球なのに、距離を感じようとも思わなかった。
いつもは感じる必要がなかった。
いつもは考えることすら必要のなかったこの距離を意識する。
いつも、振り向けば君がいた。
きょう振り向けばいつもの景色がそこには見えない。
いつも、感じる必要のなかった距離をきょうは感じる。
ここに君がいないから。
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