さて今日は
「ママが人生を楽しむから、 子どもも人生に希望が持てる!」
というお話です。
お子さんが起立性調節障害になると
ママは自分の子育てを反省したり、 逆に誰かのせいにしたり、 自分を犠牲にしてこんなに 頑張ってきたのに…とふさぎ込んだり。
そんなふうに感じてしまいがちです。
でも、ママのその様子がお子さんをまた ふさぎ込ませてしまいます。
お子さんだって、 好きでこの病気に なったわけでもなければ、
ゲーム・スマホ三昧の毎日を 心から楽しんでいるわけでもありません。
どうにもならない、もどかしさに 心の中では苦しんでいます。
だからこそ、 ママには一緒になって 落ち込まないでほしいんです。 お子さんと一緒になって 落ち込むということは、
お子さんのネガティブに反応する脳を ますますネガティブに 反応させてしまうということ。
そんな時にこそ、 お子さんの成長に 人生をささげるのではなく、
ママには自分の人生を 楽しんでほしい、 そしてその姿をお子さんに 見せてほしいと思います。
大人があくせく働いて、 家に帰れば溜息や愚痴ばかり。 自分に対しても文句や嫌味ばかり。
これでは、 お子さんの脳にいい影響が あるわけがありません。
「自律神経は伝染する」 というのは言葉のあやですが、
でもいい自律神経のバランスの人が 一人でも近くにいると、 ほかの人も元気に明るくなります。
例えば、 スポーツでも
「あいつがいるだけで、 チームが盛り上がるよな」
という選手がいたりします。
いるだけでチームがリラックスし、 それでいて士気が上がり、 目標に立ち向かう勇気をくれる人です。
ご家庭にとってママとは そういう存在であってほしいんです。
ママが元気に人生を 楽しんでいるからこそ、
その雰囲気が家族を引っ張っていく。
それができるようになると、 お子さんも変わっていきます。
身近なところに 元気な大人がいるということは、 お子さんにとって それだけの影響力があるのです。
まずはママ自身が自分の人生を 取り戻しながら、 楽しんでみることを優先してみませんか? 今日はここまでです。
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