さて今日は

 

「学校復帰時はトラブルだらけ!

 親の根回しが必須な理由!」

 

というお話です。

 

起立性調節障害のお子さんが

学校復帰する際には

色々な難しさが付きまといます。

 

・頑張って行ったけど、

自分のできなさ加減に凹んでしまう

・「やっぱり無理」と再確認する

・お友達とのトラブルで

心が折れそうになる

・いきなり完璧を求めてくる先生の

期待に沿おうとして、また無理をする。

・行くか行かないかの調整で

親の方が疲れる

 

こんなことでママも子どもも

壁をかんじやすくなる時期です。

 

なぜなら、

前に進んでいるからこそ

次から次に出てくる壁だからです。

 

この壁は動き出したお子さんだけ

やってくるものなんです。

 

そして、ひとつ確かなのは

壁がやってくるほどまでに

お子さんが成長しているということ。

 

自信や行動力がやる気が

育ってきたからこそ、

現れる壁なのです。

1454955_s.jpg

だから、

ママがやるべきことは

この壁にいちいち反応して

お子さんと一緒に落ち込むことでも、

苦悩を感じることでもなく、

 

壁を乗り越えるために、

一緒に作戦を立て、

サポートしてあげること。

 

そうすれば、

お子さんが一回一回落ち込んでも

また立ち直る可能性もスピード

増していきます。

 

その時にぜひやってほしいのが、

「根回し」です。

 

お子さんができるだけ

スムーズに壁に立ち向かえるように

できる根回しをしてあげるんです。

 

例えば、

もらったプリントをママまで

渡せないお子さんなら、

ママ友に根回しして必要な情報

ゲットしておきます。

 

完璧主義でまだ行動をとめる可能性が

あるお子さんには

最初から完璧を求めないように

先生に声かけの仕方や宿題の調整

お願いしていきます。

 

また、

お友達の力を借りることもあるでしょう。

 

このようにお子さんが

できるだけ乗り越える体験ができるように

少しだけ根回ししてあげると、

 

より壁を乗り越えて、

集団に戻れる可能性が高くなります。

 

例えば

受講1か月半の中学生女子のママの

事例をご紹介します。

 

お子さんが頑張って修学旅行に

行ったのは良かったのですが、

何か帰りの際にトラブルがあり、

娘さんだけ電車で帰ってくるという

事態になりました。

 

帰ってきてお子さんの話を聞いて

共感しながらも、

ママは作戦を立てたんです。

 

原因は男の子に言われた一言に

「批判された」とショック

うけたからでした。

 

そんな時にママがした根回しは、

娘さんにとって影響力のあるお友達に

「どうしたの?大丈夫?」

と聞いてもらうことでした。

 

自分が言うよりもお友達の言葉の方が

影響があると思ったからです。

 

そうすると

お友達と話したお子さんは

お友達の「こうだったんじゃない?」

言う言葉に、自分の固執した見解を

緩めることができました。

 

そうして、

また連休明けに登校することが

できたんです。

 

これにはママも驚きました。

 

「今までだったら、

もう行かないと言っていたと思います。

それを柔軟に考えを修正でき、

行動をstopさせることなく

学校に行くことができました。

すごく成長を感じました。」

 

と話されました。

 

このように、

お子さんに壁が出てくるということは、

お子さんが成長している証でも

あります爆  笑

 

そんなお子さんの成長を

stopさせないよう、

先生やお友達やママ友に

根回しして、

環境を整えることも

ママの知恵として使ってほしいスキル

だと思っています。

2286492.jpg

今日はここまでです。

 

サポートについてもっと知りたい方は

こちらから▼