さて今日は
「のどの違和感、光のまぶしさが
知らせてくれる〇〇の前兆!」
についてのお話です。
お子さんが急に
「のどの奥が変。何か詰まっている感じ」
と訴えてきたり、
「光がまぶしい」
と言って昼間もカーテンを
開けたがらなかったりするときは
少し注意かもしれません。
実はこれらの症状は
自律神経のバランスが崩れ始めた時に
出てくる症状なんです。
のどを見ても赤くはれてないし、
風邪のような症状もない、
光がまぶしいのも気のせいでしょ…
と思っているうちに
どんどん自律神経のバランスは
崩れていき、
起立性調節障害を発症することも。
実はこれらの症状は、
交感神経が優位になったときに
現れる症状で、
のどの筋肉が過緊張で圧迫感を感じたり、
瞳孔が閉じるような明るさでも
開いたままでまぶしく感じたり
するんです。
我が家の息子もそうでした。
起立性調節障害を発症する前は
「のどが変。風邪じゃないみたい。」
と話し、カーテンを昼間でもしめたまま
薄暗い部屋で過ごしたりしていました。
しかし、この前兆を見逃してしまい、
ついには起立性調節障害を発症
してしまいました。
実は起立性調節障害を発症する前には
自律神経のバランスに関連した症状や、
または脳血流量の低下に関連した症状、
またはストレスによっておこる症状が
色々と出ている場合があります。
・頭痛・腹痛
・めまい・立ちくらみ
・チック
・聴覚過敏
・忘れ物
・集中力のなさ
・表情の乏しさ
・顔の青白さ
・疲れやすさ
・イライラ
など様々なサインが出てくるのです。
こんな変化を見逃さずに
すぐに対応できたらいいのですが、
それまで頑張っていたお子さんが
こんな状態になると、
おうちの方も不安になり、
「気合の問題だ」
「頑張ればなんとかなる」
と叱咤激励しがちです。
でも実はその対応は逆効果。
ますます自律神経へ負荷をかけ、
症状は悪化していきます。
そんな時にぜひしてほしい
対応があります。
それはおうちの中だけでも
安心安全な環境にすること。
簡単な方法は
肯定的にお子さんを見るということです。
日本人は古くから「しつけ」という
形で子どもを教育してきました。
ですから、できていない所を
注意して修正していこうとするのは
当然なんです。
ですが、それでは、
お子さんは学校での忙しい時間を過ごして
おうちでも緊張を強いられることに
なります。
リラックスできて笑いのある
そんな和やかな雰囲気が
お子さんの自律神経の負荷を
緩めてくれます。
こんなご家庭の雰囲気は
自律神経のバランスの不調に
関わらず、どのご家庭でも
心がけてほしいです。
本当は子どもが
起立性調節障害を発症しなくて済むような
そんなストレスの少ない社会であれば
お子さんがこんなに苦しまずに済むのに…
と思えてなりません。
少しでもお子さんと
笑顔で和やかに過ごせる、
そんなご家庭の雰囲気を
心がけてみませんか?
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