さて今日は
「不登校の息子へのメディアの与え方」
についてです。
不登校になると、
まずどのご家庭も抱えるのが
メディアとの付き合い方の問題
ずっとしている。
一日中離さない。
寝る時間も遅くなる。
学校のある時間は制限しなきゃ。
そんな心配が付きませんよね。
でも、実は、
制限をかけすぎるのも
野放しにしすぎるのも
いいことではありません
不登校になったばかりの
お子さんは現実と向き合うよりも
心穏やかに過ごせるゲームを
当然好みます。
簡単に脳内の報酬物質が出るので、
手軽に不安を忘れさせてくれる
存在です。
ゲームからの刺激も
不登校のお子さんにとっては
脳の働きを落としすぎない役目も
になっています。
だから、上手にゲームで脳を
動かしながら、
ゲームに一日を費やす期間が
長期化しないようなサポートは
必須です
私が実際に息子の時にやったこと、
それは今まで1時間の制限をかけていた
ゲームやアイパッドなどのメディアの
時間制限を取っ払いました。
最初は学校のある時間はダメよ、とか
1時間ならみてもいいよ、とか
そんなあるあるのルールを設けていた
私にとって、結構勇気のいる決断
ではありました。
でも、その制限が逆効果に
なっていることが分かっていました。
それよりもメディアを利用して、
付き合い方も教えながら、
やる気や行動力も伸ばしていく、
その方がよっぽど現実的で
成長の糧になります。
実際に何をしたのか、
①ゲーム、スマホの制限をなくす
②終わりの時間だけ決める
(22時には終了、部屋の外に出す)
③ゲーム、スマホの話題で一緒に
盛り上がる。一緒にゲームをする。
④それ以外のところでも肯定の声かけ
この4つです。
そうすると、息子は
好きなものを見つけては、
どんどん話してくれるようになり
「ここに行きたい、これが欲しい
これをしたい」
と言い始め、どんどん行動力を
広げていきました。
当然、一日ずっと
見ていることもありましたが、
それをそのままにしないんです。
どんなものが面白いのか、
何が流行っているのか、
そんなことを話させながら、
話すことで脳を働かせます。
興味を示したり、
一緒にとりくむことで自己肯定感も
育てることができ、
ここが育ってくると
だんだんと切り替え力がついてきて、
自分で切り替えられるようになります。
ママの声かけも脳に届くようになるので、
素直にいろいろな作戦を立てられるように
なるんです。
そうすると、
お子さんの脳がどんどん
ポジティブな反応を起こすように
なっていきます。
結局息子の場合は
メディアの制限を失くしたことで
行動力が増していき、
そこから得た情報で
牧場通いや彫刻生活で
どんどん脳をポジティブに動かせる
ようになっていきました
自分の好きなことで脳を
ポジティブに使えるようになると、
そのあとに苦手なことでも
脳をポジティブに使えるようになります。
こんな脳の仕組みを利用して、
メディアも味方にできたら、
こんなに心強いことあ
ありませんよ。
スマホやゲームを毛嫌いして
批判してばかりのママは
本当にもったいないですよ。
ぜひ、ここを武器にして
お子さんの回復、成長を
サポートしていきましょう。
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