「生きる」を実感する。抗がん剤治療後の停滞を抜けて、私が手に入れた新しい心と体
抗がん剤治療を1クールで中断し、そのまま放置してしまった自分。その結果訪れたのは「サルコペニア肥満」という、筋肉が落ちて脂肪だけが蓄積していく、重く動かない体でした。
奇跡と、現実への帰還
「癌は消えている。」なぜかわからないけれど、心の底から自信がありました。そして、それは現実となりました。検査の結果、癌は消えていたのです。
嬉しいはずなのに、どこか他人事のような、ふわふわとした感覚。でも、いつまでも夢の中にいるわけにはいきません。私は「今、この世界に生きている」という事実と正面から向き合うことに決めました。
再び地に足をつけて、自分を磨き直したい。
そんな純粋な衝動が、私を突き動かしました。
変化を生んだ「3つの柱」
2年半の空白を経て、私が取り組んだのは、科学的なアプローチと自分を整える習慣の融合でした。
1. ピラティス(整える)
失われたインナーマッスルを呼び覚まし、姿勢と呼吸を改善。
2. 自転車(巡らせる)
心地よい風を感じながらの有酸素運動で、基礎代謝を底上げ。
3. 分子栄養学(満たす)
細胞レベルで必要な栄養を見極め、抗がん剤治療後のデリケートな体を内側からケア。
79日間の記録:心も体も軽やかに
その結果が、この数字です。
• 体重:-6.7kg
• 体脂肪率:-3.6%
たった79日間。
でも、私にとっては「生を取り戻す」ための大切な時間でした。体重が減るごとに、そして筋肉の躍動を感じるごとに、心がどんどん軽くなっていくのを感じました。
今、ここから
かつて、体も心も重く沈んでいたあの頃の自分に伝えたい。
「大丈夫、体は必ず応えてくれる。そして心は、体が変わることで再び輝き出す」と。
自分磨きのチャレンジは、まだ始まったばかりです。
目標の120日。あと1ヶ月と少し。
「今、ここ」に生きている喜びを噛み締めながら、私はこれからも私らしく歩んでいこうと思います。
