8月むかし 通りがかるといつも気になる おばあさんがいました 見かける姿はいつも いつも 泣いていました 玄関の外でひとりぼっちで 泣いてるすがた 海のむこうから たぶん 自分の意に反してここに来た人 自分の故郷にもどることが できないことを知っていたのでしょう 子供のわたしが優しい言葉をかけて あげれば少しはすくわれたのかしら 母が子供のころのはなしです。 夏になると 夕焼けをみると思い出して 後悔に似た気持ちになるそうです。