◾️良いタイヤなんだけど
7月に現存するタイヤの中で最も速い(転がり抵抗の少ない)タイヤに交換しました。
結果は期待通りめっちゃ速くなり、多摩サイの平均速度の記録を大きく更新しました。
恐れていたパンクは、金属片が刺さって後輪が一回だけパンクしましたが、普通のロード用タイヤならどのタイヤ履いててもパンクするレベルだったので、パンクしまくるということはありませんでした。
また、パンク修理の際、ビードが簡単にリムから外れてくれたのもポイント高いです。
(コンチのGP5000はものすごくタイトでパンク修理が地獄です。良いタイヤですが二度と買いません。)
難点は、とにかく高いこと、またペラペラに薄いため寿命が短いことです。
そういうタイヤなので、難点ということでもないのですけどね。
つまり、ヴィットリアコルサプロスピードは速く走りたいという目的に最も振り切ったタイヤで、その目的からすれば、とてもいいタイヤだと思います。
◾️堪能したのでタイヤを買い替える
このまま尖ったタイヤを履き続けるのも気を使うので、タイヤをもう少し耐パンク性能が高いものに替えようと思います。
選んだタイヤはこちら。
メーカーの謳い文句だとRace A evo4より45%、現行アジリストより20%の転がり抵抗低減を果たしたそうです。
Bicycle rolling resistance というサイトに依れば、Race A evo3が19、アジリストが13.3なので、メーカーの言い値でアジリストファストは10.64ということになります。
それってクリンチャーほぼ最速のミシュランパワーTTの10.6とほぼ同等です。
まあ、そこまではいかないとしても、チューブレス版のファストが10.1なので、クリンチャー版はGP5000並みくらいはいってそう。
ということで、買いました。
同時にチューブも買いました。
タイヤはとりあえず1本だけ買いました。
パンクしやすい後輪へアジリストを入れて、パンクしにくい前輪はコルサプロスピードのままで行こうと思います。
アジリストファストが良かったら、買い増すかも。
◾️交換する
後輪を外しタイヤを交換します。
アジリストファストはコルサプロスピードよりはトレッドの厚みがあります。
でもかなり薄い方で体感ではパワーTTと同じくらいでしょうか?
それでも耐パンク性能はBicycle rolling resistance によればパワーTTよりは高いようで、GP5000と同じです。良いじゃん。
コルサプロスピードを外してるところ
アジリスト+TPUチューブで組んでいるところ
後輪を組み終え、前輪より摩耗が進んだ後輪のコルサプロスピードを前輪に組み直しました。
◾️試走したら記録更新しちゃった
試走で多摩サイを80kmちょっと走ってきました。
後輪のアジリストと前輪のコルサプロスピードとのグリップバランスは特に問題なく、転がりも悪くないと思います。
というかかなり良いんじゃないか?
乗り心地もコルサプロスピードよりは多少硬いかもですが、ほぼ気になりません。
こりゃ、コスパ高いんじゃないか?
風があってベストコンディションじゃなかったためそんなに頑張って走らなかったのに多摩サイロングで自己最高を更新してしまいました。
今までの最高が25.7km/hだったので0.6km/hも更新しました。
ちょっとビックリ。
他の要因は変わらないので、タイヤのせいかなあ。
でも前後コルサプロスピード状態より速いわけがないので、体調良かったのかな?
なんにしても、アジリストファスト、悪いタイヤではなさそうです。







