◾️食べるノヲト

一つが3ページほどのごく短いエッセイなのでサクサク読めます。

読んでると行ってみたい店が増えて困ります。

ただでさえこれまでのものが全然消化できていないのに…

 

ワンコの散歩で毎日6km歩くとか。

ジジイも同じで、朝4〜5km、夕方3〜4km歩いてます。

アップルのヘルスケアアプリによるとこの半年の平均は1日9.5km歩いているようです。

 

 

 

◾️ハロー・ワールド

マン・カインド、オービタル・クラウドと面白かったのでこれも読みました。

前2作とは違い短編集でしたが、やはり面白かったです。

この作家さんの作風がジジイの好みっぽいので、引き続き別の著作も読んでみようと思います。

 

 

◾️失敗の本質

 

ずっと前から読みたいと思ってた本をやっと読むことができました。

旧日本軍の脳内が笑っちゃうほどにお花畑だったことは薄々知ってましたが、こうまで史実を提示されると開いた口が塞がらないというかなんというか…

目標が曖昧、達成手法が非現実的、精神論的、木を見て森を見ず、過去の栄光にすがり現状認識が願望でしかないなどなど

有体な感想になってしまいますが、現代の日本でもよく見られることなので、お花畑に生きがちなのはきっと日本人の特徴で、そう自戒して処世するしかないでしょう。

 

 

◾️猫の刻参り

 

宮部みゆきの三島屋変調百物語の最新刊です。

まあまあなんですが、宮部みゆきとしてはちょっとイマイチ。

切れ味落ちてきたのかなあ。

でも、きたきた捕物帖シリーズは面白かったので単なるばらつきか?

 

 

◾️すべての、白いものたちの

 

うーん。

この人の人生は冬しかないのだろうか?

詩のような短い文章がパラパラと載っているので、すぐ読めます。が、一つ一つの文章を通して全体で何かを言いたいのだとしたら、そこまで入り込めないので、ジジイには無理です。

あとがきを読んで、ああなるほどとは思いましたが…