◾️乗ってないのでバッテリーが弱ってた
もうすぐ車検なので見積もりに出したらバッテリーが弱っていて交換が必要と言われちゃいました。
エンジンかける時全然問題なくスターター回るんですけど?って言ったんですが、いきなり突然死すると脅され、まあ粘っても仕方ないから交換することにしました。
◾️自分で手配し交換することに
車検をお願いする工場の見積もりだとバッテリー単価がすごく高かった(4万円以上。ディーラーだと6万円以上。)ので、自分で手配して、自分で交換することにしました。
バッテリー交換は簡単な作業なんですが、問題はバッテリーがむちゃくちゃ重く、しかもエンジンルームの奥の方にあるので取り出すのが大変そうってところです。
それはともかく、まずは新しいバッテリーを探します。
適合するのは760Aとかいう規格のもの。
これがそうでした。
交換後の古いバッテリーはイエローハットとかで無料引き取りしてくれるらしいのですが、このショップでも費用(送料)がかかりますが回収してくれるので、回収用のチケットも同時購入しました。
◾️交換で守らなければいけない手順
バッテリー交換は単純な作業とはいえ、一応守らなければいけない手順があります。
オーナーズマニュアルを見ると、エンジンオフしてから4分以上待ってからバッテリー端子を外すことと、交換後イグニッションをオンにして1分以上待ってからエンジンをかけることと書いてあります。
それ以外は、マイナス端子側を先に外した方が安全性が高いってことくらいでしょうか。
◼️古いバッテリーを外す
それでは実際に作業開始です。
必要な工具類はこちらを参照させていただきました。
まずはバッテリーを固定している上側のクランプを外すために、ジャンプスタート時にマイナス電極を繋ぐトルクスのボルトを外します。
ところが、上記の参照させていただいたブログではT30のトルクスと書いてありますが、実際にはもっと全然大きいやつじゃん〜
T30までは持ってたけどそれより大きいのは持ってないのでいきなり作業中止してホームセンターに買いに行きました。
必要なトルクスはT50です。
もしかしたら設計変更でサイズが変わったのかもしれません。
それにしてもこんな場所にトルクスを使うなんてどういう設計思想なんだろう?
トルクス外したら左側のECUブラケットにハマっているクランプを手前にスライドさせればクランプが外れます。
このクランプ、プラスティック製の華奢なものでとてもこれでバッテリーを押さえられるとは思えず、ただのECUブラケットを支えるステーですね。
次にバッテリーを固定しているバンドを緩めます。
バンドを緩めたら、バッテリー手前側のバンドが通っているブラケットがバッテリーを下側で押さえているので、左右の10mmのボルトとナットを外し、ブラケットを外します。
バッテリー端子からコードを外します。
+側は赤いカバー一体型のクランプを上に上げれば外れます。
端子外したら、安全のため+電極にガムテープを貼っておきます。
ー側は10mmナットを緩めて外します。
これだけでバッテリーが取り出せたらいいんですが、バッテリー手前に斜めに置いてあるユニットが邪魔です。
これも動かすためにユニット手前にあるボルト10mm左右2本を外します。
それでもユニットが十分動かせないので、ヒューズボックス内の電極を外します。
これでやっとバッテリーが取り出せるようになりました。
バッテリーを手前に動かしたところ。
ここからバッテリーを持ち上げて取り出します。
取り外したあと
あとは新品のバッテリーを逆の手順で取り付けていきます。
取り付け終わったところ
イグニッションオンのまま90秒待ってからエンジンをかけます。
古いバッテリーでも問題ないと思ってましたが、セルの回りかたが元気になったので、やっぱりバッテリー弱ってました。
最後に古いバッテリーを箱に入れ、宅急便で送れば終了です。
作業場所に合った工具があれば簡単な作業です。
特に10mmのディープソケットのTレンがあるといいでしょう。
というか、必要な工具はT50トルクスと10mm T型レンチ、12mmのレンチ(ヒューズボックス内ナット用)くらいです。
不慣れでも1時間かからずに終わるでしょう。
DIYオススメです。