◾️投資比率を大幅に高めた2024年
今年に入ってすぐ、投資比率を大幅に高めました。
6月が終わり半年たったので、現在の成績をまとめます。
■6月末での成績
投資成績だけを見ると、全体で年初比+11.7%となりました。
単純換算では年23%ものプラスになるので株式投資比率が3割に満たない割には全体の成績は望外の出来だと思います。
ほぼ無収入で、現金資産が目減りしていく中、全体資産残高は(換金していないので確定ではないけれど)増えていますし。
最も成績が良かったのがインドインフラ株式ファンド(年初比+41%)でした。
最も成績が悪かったのは、アメリカ社債(年初比+0.5%)でした。
ちなみにジジイが契約しているロボアドは年初比+20.6%とまずまずの成績でした。
CMでおなじみのウェルスナビの運用成績はサイトを参照すると6か月で最高+18.3%なのでそれよりは優れていたようです。
■年初からの変更点
当初買おうかと思ってた世界成長株ファンドは結局買わず、代わりにインドインフラ株式ファンドの買い増しと、インド消費関連株式ファンドを新規に買いました。
iDeCoも開始当初はいろいろ買ってましたが、現在は新興株、外国リート、国内株式の3つに絞り、資金配分は3:2:1くらいにしてあります。
全体の投資分配比率は、現金8%、日本株6.8%、先進国株8.5%、新興国株13.2%、先進国債権33.3%、新興国債権23.5%、世界リート5.3%といった塩梅です。
(株式投資28.5%、債券投資56.8% 、リート5.3%)
海外資産比率は実に85.5%にもなっちゃいましたけど、円で持っている意味があまりないのでいいかなと思ってます。
■インドはすごい
インド関連投資、中でもインフラファンドの成績が群を抜いて素晴らしい(年初比+41%)ので前述のとおり買い増したくらいです。
ただしこのファンド、価格変動はかなり大きく、過去実績を見ると半値になったこともあります。そのためなかなか思い切って大きな投資比率にする勇気は出ません。
実際6月初めの総選挙結果はアナリストが誰一人として予想していなかった結果となり、いったん大きく値を下げました。(インド全体が下がりましたが特にこのファンドの下げ幅が大きかった)
他のインド投資信託も成績は良く、年初比+20%を超えています。
■国内株もまあまあ
国内株式ファンドもまあまあの成績でした。(年初比平均+13.8%程度)
ただ3月までは順調に値上がりしたものの、そこから息切れ状態です。
この後もあんまり期待できそうもないかなあ。
■予想外し
年初の予想が外れたのは、なんといってもアメリカ市場です。
ジジイ自身はもともと利下げはせいぜい年2回までとは思っていましたが、予想以上にアメリカの景気が良く、金利が高止まりした結果、債権とUSリートが冴えないことになってしまいました。
でも外貨建てではダメダメでも、円安のため円建てにすれば何とかプラスだったので、まあOKでしょう。
巷で人気のSP500やオルカンはアメリカ株が好調なせいで良好な成績ですね。
ジジイはまさかこんなに上がるとは全く予想できませんでした。
■今後の予想
インド総選挙の例を見てもわかる通り、経済アナリストの予測も全然あてにならないので、ジジイが勝手に予想してみます。
まずはアメリカの金利ですが、利下げは多くて1回。
日本の金利は、ほんの少しだけ上がる(年内に最大でも0.5%まで行かないと思う)。
その結果、円安傾向は変化なし。140円よりは円高にはならないでしょう。
不安定要素はトランプ。
バイデンがもうろくして討論会でマズいことになってしまいました。
困ったものです。
アメリカならトランプにヒルビリーとか一定の支持者層がいるのは理解できますが、日本にも支持者がいるのが驚き。
インドは経済的な政策は基本変更ないでしょう。
今回の結果で専制的な政治が改善されれば、長期的に見ていいことだと思います。
アメリカの株はさすがにもう上がらないというか、下がり始めると思います。
ただトランプになった場合、富裕層減税で株は一時的に上がるかも。
その代わり高関税と減税によるインフレ悪化で金利が上昇するか、財政赤字で国債価格が下がるか、いずれにしろあまりいいことは起こりそうにありません。
日本は金利を上げられないので、円安は変化なし。
労働生産性も最下位で変化なしなので企業収益力も改善しないままで株もあまり上がらないまま、アメリカの株が下がり始めたら一緒に落ちていくと思います。
勝手な予想書きましたが、年初の予想が当たっていないし、全然あてになりません。
フランスもまずいことになってるし、アメリカもまずいので望み薄ですが、平穏な世界が続いてくれますように・・・