■無一文(外貨ゼロ)で出国
台湾へバイトに行ったんですが、外貨は一銭も持たずに出国しました。
日本で両替するとレートが悪いし手数料も高いので、もう何十年も利用したことがありません。
今回は現地ATMで以下の順で試してみようと思ってました。
1.日本のクレジットカードでキャッシング
2.日本の銀行のデビットカードで引き出し
3.アメリカのシュワブ(証券会社)のデビットカードで引き出し
円安のご時世なので、一番得なのは3.なんでしょうけど、物価感覚がこんがらがるので1から順に試すことにしました。
万一全部だめだったら、手持ちの日本円の現金(3万くらいしか持ってませんでしたけど)を両替しようと思ってました。
■ATMキャッシングは全然問題なし
ネットだと手数料とかが一番安いのはMRT駅にあるATMと書いてありますが、手っ取り早く空港で見かけたATM(どこの銀行か忘れました)でトライです。
メニューは英語(日本語もあったかも?)が選べます。
暗証番号入れてキャッシングしたい額を現地通貨で入力します。
最大で2万台湾ドル(元)って表示されたので、2万にしてみました。
(また来るし、両替はできるだけ回数減らしたほうがいいので)
100元札も入れるか?って聞いてきたので迷わずYESです。
理由は小銭があったほうが使い勝手がいいからです。
USドルやユーロとかでも高額紙幣はふつうほとんど流通しておらず、
嫌がられることもあります。最悪受け取り拒否もあるので、小額紙幣があるのが理想的です。
無事に現地通貨ゲットです。
■海外キャッシングはすぐ返済すると超お得
キャッシング、初めて利用しましたが、日割りで利息が増えていきます。
つまり一刻も早く返済したほうが安く済むということです。
ジジイの場合、2万元キャッシングして、両替レートが4.655で93100円、キャッシング利息が18%で、放っておくと1か月後の自動返済となり返済額は利息が付いて95009円となってしまいます。
クレジットカード会社に電話をかけ、早期返済を申し込みキャッシングから二日後に台湾からネットバンクでカード会社指定口座へ振り込みました。
その額93173円です。
つまり手数料は73円しか払っていません。
(このほかにATM利用手数料220円もかかってました。それでも手数料293円!)
ちなみにキャッシングした日の公示為替レートは中央値で4.6446だったので、両替レートもかなりいいと思います。
これめっちゃおすすめです。
ポイントはできる限り早く返済することなので、現地に行っている間にクレジットカード会社に国際電話をかけてその日の返済金額を聞き、オンラインバンキングで即座に振り込みをすることです。
ま、1週間程度の旅行なら帰ってきてから返済してもいいんじゃないでしょうか。
■デビットカードならラクだけど
デビットカードなら返済の手間がなくなるので楽だと思います。
ただし、通常の両替レートに、銀行の事務手数料を一定割合(三菱UFJで3.05%)かけたレートで換算です。
つまり今回のジジイのケースでデビットカード使っていたら、
4.655(VISA両替レート)×1.0305(三菱UFJ手数料)=4.797のレートになり、
2万元引き出すと、95940円引き落とされることになります。
クレジットカードで自動的に1か月後に返済するより高いじゃん・・・
デビットカード使えね~
これからはクレジットカードでの海外キャッシング一択ですね。
デビットカードは万一の場合のセーフティネットって扱いで持っていても使うことないでしょう。