■マンションの内覧会
引渡し前の内覧会というものに行った時のお話です。
出来栄えを確認し不具合などを指摘したうえで引き渡しまでに修正してもらったり、部屋の細かなサイズを図って、家電や家具の配置を考えるためなどに内覧会というものがあります。
事前に不具合チェックのためにプロに立会いしてもらったほうがいいという情報があり、さらにジジイは大雑把で大まかな性格なので、プロに見てもらうことにして、内装工事をお願いする業者の方に立会いをお願いしました。
業者の方とは入り口で待ち合わせをして、いざ内覧会です。
■ジジイ、心の中で叫ぶ
係の人に連れられ、いよいよ自分が買ったマンションの部屋へと行きます。
玄関で靴脱いでリビングに入った瞬間、声に出すのはかろうじて我慢しましたが、心の中で叫んでしまいました。
「せっまー!!」
自分の財力で買える限界の広さなんで、自分が悪いんですが、それにしても狭いと感じました。
リビングにくっついている部屋もめっちゃ小さいです。
さらに天井が低い。さすがに頭が当たることはないのですが、割とすぐそこに天井があります。
栃木では小さいとはいえ一戸建て、イギリスではちょっと大きい一戸建て、中国とアメリカはアパートに単身でしたが、ここまで狭いことはなかったです。
リビングに家具なんか置けないんじゃないか??
こりゃ真剣に家具の配置を考えないと家具が入りきらない・・・
テレビを65インチにしようか迷ってるなんて記事を前に書きましたが、65インチなんて全く不要だということがわかりました。
キッチンからでも55インチで余裕で見える近さです。
■自分でチェックしてる暇がない
内覧会始まると、シンクの浄水器やディスポーザーの注意事項とかいろいろなことの説明があり、とても自分たちで不具合のチェックをしている暇がありません。
ジジイたちが説明を受けている間に、業者さんが粛々と部屋のチェックをして、不具合にマークをしていってくれたのは本当に助かりました。
係の人(建設会社の人)と不具合の確認を一緒に行い、不具合リストを作成してチェックは終了しました。
マンションでも一戸建てでも、これから内覧会する人は業者の立ち合いをお勧めします。
ただ業者さんによっては、自分たちの施工する範囲(例えばフロアコーティングの業者なら床)しか見ない業者さんもいるらしいので、注意必要です。
ジジイがお願いした業者さんは二人がかりでしっかりチェックしてくれました。
■共有設備の説明も受ける
部屋の説明とチェックが終わると、駐輪場などの共有設備の説明もありました。
上下二段の上の段にはジジイのMTBを置くつもりですが、果たしてそんなに自転車乗るのか??
良くわかりません。
そのほか、駐車場や共有スペースなんかの使い方も教えてもらい、係の人が付いた内覧会は終了です。
■ジジイ、再び叫ぶ
係の人と別れて自分たちだけで部屋に戻り、サイズ測ったりいろいろ確認を始めてバスタブにも入ってみました。
バスタブに座って今度は声にも出ちゃいました。
「せっまー!!」
栃木の自宅のバスルームが一坪タイプのユニットバスなので、てっきりマンションもそうだろうと、モデルルームでしっかりサイズを確認しなかったのがいけないんですが、ざっくり2/3くらいの広さです。
しかも、浴槽の一部が大きめの段になっており、足を延ばそうとするとその段の上に足を載せないといけません。
足を載せないと浴槽内で厳しめの体育座りを強いられるし、足を延ばすと不自然に足が高くなる姿勢になるし・・・
妻に「この段差は何のためにあるの?」って聞いたら、「節水のためじゃないか」って。
節水したいなら風呂入らずシャワーで済ませばいいじゃん。
ジジイはてっきり段差の下に設備か何か入っているのかと思った。
ネットにも節水のためとかで最近はこのタイプが多いとか。
でも長身の人間には向かないとも。
まさにジジイのことです。
なんで浴槽のタイプはオプションで選べなかったんでしょう??
選べれば絶対普通の浴槽選んでたのに。
■コンパクトに生きる必要
今まで割とスペースに余裕がある環境に慣れきっていたので、今回の「カルチャーショック」はかなりインパクトありました。
ジジイはなかなかのわがままボディですが、なんとかコンパクトな生活環境にフィットするよう頑張っていこうと思います。
妻もワンコのゲージの置く場所で大騒ぎしていますが、ワンコにも小さめのゲージで我慢してもらうしかないのではと思ってます。