■それは27年くらい前のバイク

ジジイが若かった頃、かなり無理して買ったバイクがキャノンデールのキラーV900です。

 

ポリッシュカラーなんですが、本当にポリッシュしただけでクリアも何もかかっていないアルミ地肌むき出しのため、汗がかかると表面がすぐ酸化しちゃうのが玉にきず。

でも、とても気に入っていて、ずっと持ってます。

 

今ではオリジナル部品はフレームくらいで、ドライブトレインもヘッドベアリングもハンドルバーもステムもシートポストもサドルもホイールも全部交換してあります。

ボトムベアリングだけはオリジナルか?

 

■オリジナルのブレーキパーツが出てきた

先日断捨離で家の中を整理していたら、なんとオリジナルのブレーキパーツが出てきました。

捨てるのもったいないし、もう十分クラッシックバイクの仲間入りしてるから、オリジナルに戻すことにしました。

 

ついでにドロドロのチェーンを掃除しやすいようにコネクタを入れることにしました。

 

■古いブレーキはセッティングが難しい

新しいブレーキケーブル買って、今までついてたVブレーキを外し、オリジナルのブレーキを取り付けました。

ブレーキケーブルの配索もブレーキの取り付けも普通に問題なくできましたが、いざブレーキの調整をしようとしたら、なんかとんでもなく難しかったです。

 

まずはブレーキレバーを戻したときに、ブレーキがリムからちゃんと離れるようにスプリングの調整が必要です。

左右対称の強さにすればいい訳ではないので、左右のシューがリムからしっかり離れるようにケーブルのテンションとのバランスで調整しました。

 

次にシューの角度を調整してベストの位置でリムに当たるようにします。

これが下手だと、ブレーキかけたときに剛性感がなく、効きも悪くなります。

これが難しい…

シューとブレーキを上手い位置におさえて、シューを固定するナットを締めるのですが、トルクで必ずシューがズレます。

おまけに幅広タイヤがリムのすぐ上に来ており、下手するとシューとタイヤが当たって危険です。

ピンポイントの位置調整が必要なのに、ここだと思いナット締めるとズレるという…

おまけにフレーム剛性ないので、レバー強く握るとシューの位置がズレるし。

 

前後のシューの位置調整だけでたっぷり3時間くらいかかり、なんとか前輪はいい位置にできましたが、後輪は何度やっても締めると決まった位置に落ち着いてしまうようで、うまくいきませんでした。難しい。

 

それでもなんとか前後ともオリジナルのブレーキに戻すことができました。

いやあ、クラッシック!

 

■20年ぶり?に駆動系の掃除をする

次にコネクタを入れる前にチェーンを切って洗いました。

同時にリアスプロケットも外して洗いました。

駐在行く前からほったらかしにしておいたので、めちゃくちゃ汚れています。

洗剤と熱湯を混ぜたものに漬けてよくシェイク。

これを何度か繰り返した後ワイヤーブラシでこすります。

 

チェーンはこれで大体綺麗になったんですが、スプロケットはギアの間の汚れが全く取れません。

仕方ないのでギアの間にボロ布を1箇所ずつ入れて掃除しました。

 

もちろんフロントのチェーンリングも掃除しました。

乾燥させて、元のように組み、コネクタをつないで完成です。

いやあ、チェーンとスプロケットがキレイだと自転車が新しく見えますね。

 

■東京での普段の足にするつもりだけど

東京行ったらどうやってチェーンとかスプロケットとか洗えばいいんだろう?

このMTBを東京での日常の足にしようと思ってるのですが、その場合、シートポストはクイックレバーで外れるようになってると盗難が心配です。

ホイールは大丈夫なのかな?

サドルバッグも付けておけないと思うので、パンクしないタイヤに交換しないと。

バイクみたいなヘルメットホルダーみたいなのものも売ってるんだろうか?

 

色々準備しないといけません。