■クルーズの予定だったが
二日目はレンタカーを借りて函館から少し離れた福島町岩部に行き、そこでクルーズ船に乗る予定でした。
ジジイ、知らなかったのですが、この「岩部クルーズ」、かなり人気があるようです。
天気予報で事前に当日は天気が悪そうだということがわかっていたので、別の日に変更できないか電話で聞いてみたのですが、ジジイの滞在期間中はすでにすべて予約でいっぱいで、どうすることもできませんでした。
前日の夕方、岩部クルーズから電話があり、天候不順のためクルーズ中止との連絡がありました。
特に妻がクルーズに乗り気だったため、余計に残念ですが仕方ありません。
天候のせいで誰も悪くないのに岩部クルーズの方がしきりに謝るので、逆にこちらが申し訳なくなりました。
というわけでレンタカーは借りているけど、最大のイベントだったクルーズがなくなってしまい、別のプランで急遽行動開始です。
■水無海浜温泉
クルーズの後に行く予定を朝一に変更です。
干潮の時だけ入浴可能な海岸にある露天風呂です。
函館から53㎞、車で約1時間半でした。
小雨模様だったので先客はおらず独占でした。
しっかりした更衣室で水着に着替えて入りました。
大きな四角いほうの湯舟はやや荒れた波が頻繁に入るためにぬるく入れませんでした。
そのわきの湯舟はちょっとマシで、しばらくそこに入っていましたが、波が来ると冷たい水が・・・
源泉が出ている湯だまりがちょうどいい湯加減だったので最後はそこに入ってました。
1時間くらい入っていたでしょうか、予想外に長居した後は昼食を食べに函館の反対側の知内にあるカキ小屋を目指します。
■知内カキ小屋
水無海浜温泉からは約100㎞、2時間くらいでした。
昼食はカキフライ定食と蒸しガキを食べました。
フライはやや揚げすぎでしたが、ここのユニークなところは5種類くらいソース(塩含む)がついてくるところです。
それと値段が安い。カキフライ定食800円です。
5種類のソースどれもよかったのですが、一番はニラオイスターソースです。
全国的に定番化してほしいと思いました。
蒸しガキにもカキフライにつくソースとは違うソースが4種類ついてきて色々楽しめます。
昼食後は北海道新幹線のビュースポットへ。
■木古内ビュースポット
カキ小屋からすぐ近くの丘の上にあります。
北海道新幹線はもともと本数が少ないので、あらかじめ通過時間を調べることをおすすめします。
ビュースポットはここ以外にもあるようですが、鉄分高くないのでここだけでOK。
新幹線待ってたら貨物列車が来て驚きました。
考えてみれば当たり前。貨物用として別にトンネル掘るよりも共用化したほうが安いですもんね。
でも貨物共用とする特有の苦労があるようで、JR北海道のサイトを見ると愚痴っぽくてちょっと笑えます。(失礼)
今回、函館来てから思ったことは、行きは新幹線にすればよかったということ。
なかなか乗る機会ないだろうし、失敗したなあ・・・
それはそうと、通過した新幹線は二両編成でした。しかも徐行走行。
東海道の「こだま」みたいなやつだったんでしょう。
■トラピスト修道院
木古内と函館のちょうど中間あたりに修道院があります。
国道からわき道に入り踏切を渡って直線道路に出ると、「わあ~」って妻が思わず声を上げました。
修道院まで両脇に背の高い並木が植わったまっすぐ続く直線の坂道です。
公開されている場所がとても限定されているのはトラピスチヌ修道院と同じですが、この光景だけでも来た価値がありました。
そのあとは定番のソフトクリームです。食べ過ぎですでにおなかは苦しかったのですが無理やり食べました。
おいしかったです。
■函館山~立待岬
クルーズ中止で時間があったので、昼間の函館山と、別の日に行く予定だった立待岬にも行きました。
立待岬は電車で行くとすると結構な坂道を歩くことになるので、車で行って正解でした。(腹ごなし的には不正解)
■夕食
二日目の夕食は寿司です。
夜景を見た後にふもとの寿司屋で夕食の予定でしたが、天気イマイチだったので夜景は三日目に延期しました。
そのため、寿司屋も変更し、ホテル近くの大門福寿司に行きました。
夕方に電話したので予約時間はちょっと遅く7時半でしたが、おなかすいていなかったので逆に好都合でした。
安めの寿司セットと茶碗蒸し、妻と子供には食べてほしかったボタンエビを刺身で追加しました。
一日目の昼食の回転すしも素晴らしかったのですが、それがかすむくらいおいしい寿司でした。
ボタンエビは3尾も入ってなんと880円! めちゃくちゃ安い!
茶碗蒸しはウニが載ってて贅沢なものでした。
おまけに、お待たせしたお詫びだと、余分に握り二貫と卵をいただきました。
これでもうおなか一杯。ほかにもいろいろメニューあったのに残念ながらこれ以上食べられません。
三人で飲み物もあわせて17000円弱でした。
ホテルまでの帰り道に屋台が出てたのでちょっと覗いたんですが、全く食指が動かず・・・
帰って寝ました。