■アメリカの口座
帰国するにあたりアメリカで持っていた口座をどうするか?という問題がありました。
ジジイの場合、持っているのは銀行口座と証券口座の二つ。
全部クローズして、残高を日本に送金するというのがまあまあ一般的ですが、
ジジイはどっちも残す選択肢を選びました。
だって、利率の高い定期解約したくなかったし、もっと円安進みそうだし、何よりいろいろめんどくさい。
というわけで残したのですが、それはそれでめんどくさかったというお話です。
■銀行口座の手続き
クレジットカードの支払いとか一通り終わった後で、銀行に本帰国したことと、新しい住所、電話番号、メールアドレスに登録を変えてくれるようにメールしました。
同時にアメリカ居住者じゃなくなるから課税しないでねって言う書類?であるW8BENという公的書類も提出しました。
銀行からは翌日には、「OK、やっといた!」と返事が来ました。
これで終わりじゃないのは、もうお分かりでしょう。
その後、ネットバンキング繋ごうとしたら、繋がらなくなり、本人確認のセキュアコードの送り先としてアメリカで使ってた携帯番号か、アメリカのメールアドレスを選べと出てきました。
登録内容全然変わってないじゃん。
やっぱりなあと思いながら、再度メールしたところ、今度はちゃんとやってくれてネットバンキングも認証することができました。
というわけで、本帰国する皆様、登録内容変更やW8BENの手続きは担当に依頼しないとダメですが、セキュリティ設定は事前に自分で変更しておくことをおすすめします。
■証券口座の手続き
先人たちの情報から帰国後も保有できるというチャールズシュワブに口座を持ってます。
帰国したらアカウントタイプをインターナショナルアカウントに変更する必要があるということもネットで知りました。
その手続きの参考にさせていただいたサイトがこちらです。
とりあえず同じようにメール出してみました。
文面はこんな感じです。
■クイックレスポンスとお約束
参考にしたサイトではレスポンスがあったのは19日後だったらしいのですが、ジジイの場合は翌日には返事が来てました。
返事には以下の書類を送れとのこと。
インターナショナルアカウントへアップデートする申請書類
パスポートのコピー
光熱費のコピー
W8BENの代わりにシュワブ独自のフォーマットSubstitute form W-8BEN
早速書類を記入してスキャンし送りました。
数日後には返信があり、「今あるチェッキングアカウントをしばらく維持するために手続きをホールドする。すぐクローズして手続き進めたければその旨連絡してほしい。」とありました。
ジジイはシュワブのチェッキングアカウントは全く使っていなかったので、すぐクローズしてOKと返事を出したところ、また二日くらいで返事が来て手続き完了とのこと。
やけにスムーズだなと思ったら、やっぱりトラブルが。
期待に違えません。
口座情報を確認したところ、登録情報はアメリカのまま、チェッキングアカウントだけクローズされてました…
思わず脱力。
まあ、このくらいのポカミスはアメリカ標準装備品なので、帰国したのでインターナショナルアカウントへ変更することを申し込んだんだけどされてないよって改めてメールしました。
そしたら翌日には修正されてました。
中の人も「ヤベッ」とかなったんでしょうね。
光速のレスポンス。
その後新しいデビットカード送ったから3週間くらいしたら届くよ〜と連絡ありましたが、こちらは速攻で届きました。
FedEx舐めちゃいけません。
■デビットカードのアクティベーション
日本もそうだったかよく覚えてませんが、アメリカの場合カードが送られてきたら電話して使えるように手続きしなきゃいけません。
たいてい自動音声で本人確認のための情報をタップして入力すれば終わりなんですが、シュワブは違いました。
忘れないうちにメモっておきます。
まず電話すると、まあまあ早口でアカウントナンバーとソーシャルセキュリティナンバーの下4桁を入力しろって言ってきます。
いちいち覚えてないのであたふたしてると、割とすぐに「どうした?」って催促来ます。
何とか入力すると今度は自動音声が誕生日を言えと言ってきます。(タップじゃなくて喋れって言うんです)
普通のアメリカ人にはタップするより簡単で間違いないから利便性のために音声認識使っているのでしょうが、非ネイティブのジジイには逆効果。
なんとか2度目で正しく認識されました。
すると今度は音声認識で本人確認のための登録をするから、言われた通りのことをしゃべれって言うじゃありませんか!
その言葉は、ヒアリングが正しければ「at Schwab, my voice is my password.」だったと思います。
いやあ、「repeat after me.」って英会話教室以外でこんなところで言われるとは思いもしませんでした。
3回くらい繰り返したら登録が済んだようでした。
後でシュワブのサイト行ったら、音声でログインできる機能が追加されてました。
ヒアリングが正しかったのを確認。
でも非ネイティブのジジイはPIN入れた方が楽じゃね?って思います。
なのでvoice IDはまだアクティベートしていません。
ともかくこれでやっと本人認証が済んだようで、次は何がしたいか用件を簡潔に言えと言ってきました。
アクティベーション専用回線じゃないんかい!
仕方ないので、たどたどしくactivate debit cardとか言ってみます。
最初は認識してもらえず、係の人に繋ぐって言うから、あわてて電話を切りもう一回かけ直します。
なぜ係の人と話さないかというと、ジジイは電話での会話を最も苦手と感じていて、イギリス駐在時にコックニー訛りのオペレーターと話して何言っているのか全然わからず酷い経験したことがあるので、出来る限り自動応答で済ませたいからです。
というわけで3回目のトライでやっと通じたのですが、自動音声の返事がデビットカードかクレジットカードの手続きを何かしたいのか?って…
だからそう言ってるじゃん!と内心は思ったものの、慎重にYesと答えます。
そしたらなんと、「係の人に繋ぐからちょっと待て」って…
まさに_| ̄|○
仕方ないので係の人にもう一回カードをアクティベートしたいと言ったら、自動音声に切り替えるからそこで情報入力してねって言われました。
つまり音声認識ではアクティベーションしたいということが通じなかったということです。
そんなに発音悪いかなあ。係の人には一発で通じたのに。
ともかく、再度自動音声でカードナンバー、有効期限、裏面の3桁の数字なんかをタップして、最後に暗証番号を登録してやっと終了です。
あーあ、疲れた。