■転勤休暇で温泉旅行
転勤に伴う諸手続きが比較的スムーズに終わった、あるいは進行中なので余った転勤休暇で妻と一泊の温泉旅行に行くことにしました。
行き先は妻の希望で万座温泉としました。
■自宅〜碓氷第三橋梁
昔とは違い高速道路が通っているので所要時間がずいぶん短くなりました。
ジジイはその昔、埼玉から日本海まで往復する600kmブルベで国道18号の旧道をチャリで走ったことがありましたが、第三橋梁をちゃんと見たのは今回が初めてでした。
今回上にも登ってみました。
橋の上はこんな感じです。
ここはアプトの道というハイキングコースなんですが、残念ながら自転車走行不可。
歩行者との共存が困難だからでしょうか? それとも文化財保護のため?
どちらも普通に乗る分には全く問題を起こさないと思うのですが、別の理由かな?
それとも相当にマナー悪い人がいたのかな?
とにかく残念です。
橋の両サイドはトンネルで中は涼しいです。
■軽井沢経由嬬恋村
キャベツで有名な嬬恋村です。
キャベツ畑の中での写真です。
丘陵地を通るつまごいパノラマラインという農道を南ラインから北ラインまでぐるっと走りました。
気持ちいいドライブが楽しめます。
上の写真は南ラインからちょっと外れたカラマツの丘からの写真です。
北ラインには愛妻の丘というスポットがあります。
見晴らしがいい綺麗な場所でした。
■ 万座ハイウェイ経由毛無峠
つまごいパノラマラインから万座ハイウェイに抜けました。
万座ハイウェイは有料道路で通行料1050円と、かなり高く感じました。
路面の状況はひび割れなどが多いものの、さすがに有料道路だけあって大きな凹凸などはなく割とスムースに走れます。
途中、愛妻の鐘という嬬恋村らしいスポットがあるので寄ってみようと思ったのですが、施設がつぶれて閉鎖されており立ち入りもできませんでした。
宿泊予定の万座温泉を通過し県道466号とすれ違いが難しい112号を通り毛無峠に行きました。
Wikipediaによると昔硫黄鉱山があり、大規模な環境破壊によりあたり一面がはげ山になり今の風景につながっているとのこと。
その硫黄鉱山は昭和の初めに大きな地滑りとそれに誘発された火災と爆発事故で壊滅的な被害を受けたとのこと。
おそらく地滑りの原因は環境破壊によるはげ山化が原因でしょう。
事故から85年もたっているのに相変わらず木がほとんど生えていないのはいまだに有毒物質の影響があるってことなのでしょうか?
それはともかく、現地はなかなかの絶景でした。
木が生えておらず開けている山の上ということでラジコングライダーを飛ばしている人たちが平日なのにたくさんいました。
妻がボソッと、「群馬ってなんだか風景が荒々しい」と口にしたのですが、ジジイも同感です。
妙義山のごつごつとした山塊といい、嬬恋村にところどころ残っている大きな岩やアップダウンの激しい丘陵といい、とてもダイナミックな印象があります。
荒々しいというと表現が悪いかもしれませんが、そこが群馬の魅力じゃないかと思います。
■毛無峠~万座温泉
来た道を万座温泉まで戻れば1日目のドライブは終了です。
万座温泉では日進館という旅館に泊まりました。
以前にも一度宿泊したことがあり、その時妻が好印象だったらしく二度目の利用となりました。
前回は湯房の和洋室ツインに泊まりましたが、今回はコスパ重視で別館和室。
部屋がそれなりのボロい感じになるのは、そういう部屋を選んだのだからOKです。
問題は食事です。
夕食もビュッフェ方式だったのですが、そのクオリティが恐ろしく低かったのです。
ジジイはビュッフェ方式があまり好きではなく、ビュッフェの宿泊施設にはあまり泊まったことがないのですが、歴代最低と断言できます。
東横インなどのビジネスホテルの無償提供の食事並みのクオリティでした。
前回宿泊時もビュッフェ方式だったのですがその時は特に不満なく、だからこそのリピートだったのですが・・・
妻は義母を連れて栃木の温泉などに行く際にビュッフェ方式のホテルに泊まることも多いのですが、妻もジジイと同意見、例えば栃木の鬼怒川観光ホテルのビュッフェは比べるべくもないほど圧倒的に日進館より質が高いと言ってました。
というわけで、もう二度と日進館に宿泊することはないと思います。
お風呂は悪くないので日帰り温泉で利用する機会があればまた来たいとは思いますが、わざわざここまで日帰り温泉のために来るかというとまずないでしょう。
day 2に続く