■本帰国まで秒読み
ジジイのオハイオ州駐在も残すところあと約1週間となりました。
本当にもう限られた時間しかない中で、できる限り自転車に乗る時間を作りたいと思ってます。
■土壇場で自己ベスト‼︎
そんな中、火曜に仕事を早めに切り上げて夕方(最近オハイオは午後8時まで明るいです)、走りに行きました。
気温23℃、風速3m/sと良いコンディションでした。
ただし、風向きが有利な西風ではなく東風で、スピードを出せる下りが向かい風になってしまう状態です。
復路が向かい風でスピード出ないことはわかっていたので追い風の往路で出来るだけ速度を上げます。
結果、往路自己ベスト更新して折り返しすることができました。
ただ、今まで往路が速かった時は必ず復路で失速していい記録出せてません。
気合を入れて復路スタートします。
幸い向かい風はいつもよりきつくありません。
往復合計10カ所の交差点も完全停止はせずに減速だけで通過することが出来ました。
サイコンの平均速度表示で途中から記録更新を確信し、ゴールしました。
これまでの自己ベストは昨年7月に出した1時間5分ジャスト。
自己ベストを25秒も更新することができました‼︎
セグメント全体順位で今まで10位だったのですが、8位にランクアップ!
7位には1分以上という大差です。
1位の人はめちゃくちゃ速いけどセミプロか⁇
まあそれはともかく、走った後のビールがうまかった。
■自己ベスト更新できた理由(環境編)
まずは気候コンディションが良かったことです。
23℃という快適な温度に穏やかな風。
西風、あるいは無風だったらもっと良かったのですが、それでもこれだけ穏やかな風の日はなかなかありません。
■自己ベスト更新できた理由(体調編)
次に体調です。
肋骨は相変わらずヒビ入っていてまだ痛いですが、走るのには支障なし。
中2日の休息を取れたことでまあまあパワーが出せました。
今日は平均198Wだったのでベストだった一昨年より10W低いところまで戻ってきました。
走り始めに脚がだるかったので、理想的にはもう少し休息取るべきなんでしょう。
■自己ベスト更新できた理由(機材編)
ここからはいわゆる「大人買い」ってやつです。
乏しいパワーでいかに速く走るかを追求してます。
まずは自転車です。
スペシャライズドターマックSL7プロのフロントシングル仕様を買って、レシオの不満からフロントダブルにしてリアカセットも交換しました。
(今は吊るしで同じ仕様が売ってますが110万オーバー! 恐ろしい)
ハンドルは標準440mmから400mmのものに交換してあります。(空力対策)
そのほかボルト類をチタンに交換してあります。(気休め程度の軽量化)
タイヤはクリンチャーの中でほぼ一番転がり抵抗が小さいミシュランパワータイムトライアルに前後とも換装、チューブも転がり抵抗が低く、乗り心地が劇的に良くなるラテックスチューブです。
品薄のようです。ラテックスであればヴィットリアじゃなくてもいいと思います。
ジジイはこの組み合わせで、体重78kgで空気圧は前620kPa(6.2bar)/後640kPa(6.4bar)で使用してます。(タイムアタックじゃない時は580kPaくらいで十分です)
乗り心地いいですよ〜
欠点は空気がすぐ抜けるので乗る前は毎回空気を入れる必要があることと、タイヤの耐パンク性能は最低限なのでパンクの覚悟はしておくべきということくらいです。
■自己ベスト更新できた理由(装備編)
まずウェアはバタつきがなく、カラダにピタッとフィットするものを使ってます。
(エアロスーツはさすがに手が出ません…)
ジジイのオススメはこれです。
素材が空力に最適かどうかわかりませんが、涼しいです。
アメリカで149ドルなので日本とほぼ同じ価格です。
ヘルメットはOGKのエアロヘルメットR1です。
今は新型が出てます。
シールドも使ってます。
R1用と書いてありますがR2も同じものを使ってます。
これの難点は、逝っちゃってる人に見えることと、マグネットが汗で錆びることです。
ソックスはこちら。
本当に効果あるのか⁇って気もしないでもありませんが、出来ることは全部やる。
もちろんすね毛は剃ってます。
今はシェーバーで代用してますが、これ欲しい…
■目標のアベ35km/hまでは?
今回で平均速度は34.3km/hでした。
目標とする平均35km/hを達成するためには1時間3分13秒で走り切らないといけません。
今回からさらに1分22秒の短縮が必要です。
現実的に考えて残念ながらアメリカ駐在中の達成は不可能でしょう。
セグメント7位に上がるのも無理だと思います。
もちろん引き続きベスト更新トライは行いますが、これが現実。
アベ35km/hは日本で目指すことになります。
それが出来るような安全なコース見つけなきゃ。