■ポルシェ718GT4とは
ポルシェの一番小さいスポーツカーが718ケイマンです。
その車体に4L 420psのエンジンを載せた718のハイエンドのスポーツカーです。
(実際にはGT4の上にGT4RSというさらに究極のモデルがあります)
アメリカでは106500ドル(1378万円)からですが、ポルシェの場合ほとんどの装備がオプションなので、付いてて当たり前装備をつけていくだけで結構な値段になります。
実際ジジイが運転したGT4も購入価格は115000ドル(1490万円)だそうです。
日本ではGT4は1310万円スタートなので、今ならアメリカよりも日本の方が安いですね。
■友人の知り合いが乗せてくれた
ジジイがターマックを安く買う時に手伝ってくれた友人の知り合いが、乗せてくれることになりました。
1500万もするピカピカの新車をほぼ赤の他人に運転させるなんて何という太っ腹‼︎
逆にジジイの方が緊張しました。
■圧倒的な性能
まだ新車なのでエンジン回転を4000rpmまでに抑えるように言われてスタートしました。
訳あってPDK(オートマ)仕様なんですが、Dレンジのままではちょっとアクセル踏むとあっという間に4000rpm超えてしまうので、マニュアルモードで運転しましたがエンジン音は4000rpmあたりからやっと快音になり始める感じだったので、音的にはちょっと残念。
変速速度は大変速く尚且つスムースでした。
加速力は回転をセーブしてるのでそれほどでもありませんが、ジジイは以前0−100km/h3秒で加速するテスラモデルSも運転したことがあり、その時の経験からすると速さにはあまり価値を感じません。
デカいパワーかければ簡単に出せますからね。
それに0−100が3秒ってのもすぐ飽きるし。
それよりもスゴイのはやっぱりシャーシです。
圧倒的にフラット。
低速ではサスの硬さが感じられますが、ちょっと速度上げると乗り心地いいです。
しかもブレーキ踏んでもハンドル切っても姿勢がめちゃくちゃフラットですし、
太いタイヤ履いているのに荒れた路面でハンドル取られることもなく物凄く真っ直ぐ走ります。
安っぽいスポーツカーのようにハンドル操作にいたずらに過敏ではなくむしろ反応は穏やか。
まさに巌のような安定感でした。
オーナーがバイク事故で下半身不随のため、GT4も手だけで運転できる装置が取り付けられていました。(そのためにPDK仕様でした)
アクセルなどは足でも操作は可能ですが、右足でアクセルとブレーキの両方を操作することはできず、ブレーキは左足で操作しました。
ですが慣れない左足ブレーキでも自在にコントロールできるくらい優れたブレーキでした。
■今あるベストの1台では?
大金持ちじゃないので世の中にある最新のスポーツカーを全部運転したことがある訳もなく、こんなこと言うのはどうかとも思うのですが、それくらいGT4は良いです。
ポルシェ欲しいなあ…
でも1500万は絶対無理。
たぶんもうすぐ値上げされてさらに高くなるだろうし、夢のまた夢です。
良い夢見させてもらいました。
オーナーに感謝です!