■Joe Burrowはジョー・バーロウと聞こえるんですけど?

いよいよアメフトのスーパーボウルが迫ってきて、ヤフートップにも関連記事が散見されるまでになってきました。

そこで気になったのが外国名のカナの当て方です。

今に始まった事ではないのですが、現地の人たちの読み方をちゃんと聞いている?って当て方が目立ってしまうことがあります。

 

例えば、ベンガルズの新進気鋭のQB Burrowですが、バローと書いてる記事が結構あります。

NFL Japanなんかはさすがにバロウと書いてますが、現地の実況とか聞いてると、バーロウって聞こえるんです。(バロウでもまあ許容)

どう転んでもバローとは聞こえない。

 

同じく、スーパーボウルが行われる会場はSo-Fiスタジアムって名前なんですが、これをソフィースタジアムって書いてた記事がありました。

ちゃんと取材していたらあり得ないミス。

正しい読み方は「ソーファイ」です。

 

■枚挙にいとまがない

まあ、外国語の発音を正確に表現するカナ表記など存在しないので、ある程度やむを得ないとは思いますが、できるだけ近づける努力はしてもいいんじゃないかと思うのです。

 

英語に限ったことではありません。

中国語でも同じですね。

昔は中国の人の名前を日本語の音読みで表現してましたが、最近は実際の読み方を尊重し中国語読みになってきています。

でもね、やっぱり違和感あるんです。しょうがないんだけど…

 

例えば国家主席の習近平さんの読み方は大抵の場合、「シー・チンピン」と書かれることが多いようですが、それ中国のどこの方言⁇

「シー・ジンピン」が比較的正しいというか最も近い発音だと思います。

いったい誰が決めてるんだろう?

 

北京のことをペキン呼ぶのが定着してますが、標準中国語では「ベイジン」です。

ペキンって多分広東語?

日本語にも広東語由来の言葉があったりして、馴染みが深いからなんでしょうけどどうなんでしょう?

 

まあ、日本に限ったことではありません。

中国も漢字は中国語読みされちゃいますからジジイの名前も日本語での発音とは全く異なる読み方をされちゃいます。

英語も同じで、外国の地名とかも英語読みしちゃいますから、極端なことを言えば世界共通で自分達の尺度で物事を見ようとするのは人間共通の行動様式なんでしょう。

 

でも自分の名前をかけ離れた発音で呼ばれるよりは元の音を尊重してくれた方が嬉しいですよね。

相互に尊重し合うのがいいと思うんです。

 

■ただちょっと無理がある例も…

そうは言ってもどうやったらそう読めるんだ?って思うケースも中にはあります。

例えば韓国の現代自動車が最近読み方を「ヒョンデ」にグローバルで統一したというニュースを見ましたが、車の後ろについているバッジは「Hyundai」で、どうやってもヒョンデとは読めないんです。

アメリカだとハとフの中間くらいの発音で「フンディ」ってみんな言ってますし、イギリス英語はもっとすごくて、「ハイユンダイ」って読みます。

 

これはアルファベット表記を考えた方にも責任があると思え、現代自動車はアルファベット表記をヒョンデと読めるように変更するのかな?って思っちゃいます。

 

同じことは日本でもあります。

ジジイが好きな熊川みゆさんという歌手がいるのですが、最近myukと改名されたようなんです。

読み方はどうも「ミューク」って読むらしいのですが、ジジイには「マイユーク」としか読めないんです。

ミュークって読ませたいならmjukとかmiukとかじゃ?

 

細かいですか? すいません。

 

でも呼び方って重要だよなあと思うので。