■厚労省が発表
25日午前0時以降、アメリカ全土からの入国者は指定場所で3日間待機となることを厚労省が発表しました。
■ジジイも対象
ジジイはちょうど25日着のフライトで帰国するので、まさにドンピシャ、ギリギリアウトです…
あーあ、貴重な休みを3日間、ビジネスホテルかどこかの寮で缶詰になって過ごさなくてはいけません。
さらに加えて万一、同じフライトにオミクロン株の感染者が1人でもいたら、問答無用で14日間待機です。
そうなったら悲劇としか言いようがない。
年末年始含め待機場所で缶詰になって過ごすだけでアメリカ戻ることになります。
そうなってほしくないなあ…
■市中感染
ジジイが予測した通り市中感染は始まっていますね。
大阪でしかまだ見つかってませんが、大阪限定であるわけがないことは誰でもわかります。
そもそも日本からの帰国者でフィリピンで見つかったオミクロン株感染者は日本での市中感染の可能性が高いのですが、その後、なにか調査はされているのでしょうか?
表面化していない(しようとしない)だけで、すでに以前から市中感染は進行中だったと考えるべきでしょう。
■厚労省の対応
今回厚労省はオミクロン株に対しては入国規制を異例に早く対応しました。
入国規制の内容の是非はともかく、そのスピード感はジジイも評価したんですが、結局のところ、入国規制はほぼ無意味だったのではないかと思います。
オミクロン株感染拡大速度をもしかしたらほんの少し遅らせることができたかもしれませんが、遅らせられたとしてその期間はアメリカと比較すると約2週間でした。
その2週間のうちに厚労省は医療体制を整えられたのでしょうか?
誰か政策、施策とかの妥当性を検証してくれないかなあ…
アメリカではオミクロン株の市中感染が始まって約2週間でオミクロン株が支配的になりました。
CDCのデータを以下に示します。
オレンジがデルタ株、紫がオミクロン株です。
12月4日週にオミクロン株感染者が報告され始め、2週後には全体の70%を超えるまでとなってます。
当然、日本でも同じことが起きます。
2週間後の1月6日ごろにはオミクロン株が主流になっているでしょう。
(逆になっていなければ、何かおかしいと考えるべきです。)
■規制の臨機応変の対応を
というわけで、入国規制は約2週間の効果があったのではないかと思われますが、市中感染が始まった今、ほぼ意味がなくなってます。
特に外国人だけ入国を禁止しているのは、論理的に考えて全く正しくありません。
日本人と同じように指定場所での待機対応とし、入国禁止をすぐに解除すべきです。
指定場所での待機も、もはやほぼ意味がないので解除すべきと思います。
理性的で機動的な判断を厚労省はしてほしいと思います。
ま、ジジイの帰国には間に合いませんが。
あーあ、どこに連れてかれるんだろう…
やだなあ。
せめてブログのネタにはなると思うしかないか。