■日本からフィリピンへ帰国の人がオミクロン株感染判明

報道によると日本で働いていたフィリピン人男性が成田発のフィリピン航空でフィリピン到着後、検査でオミクロン株感染が判明したそうです。

 

 

ニュース文末で日本国内で感染したのかどうかわかってないとありますが、普通に考えれば日本国内感染とするのが妥当でしょう。

だって成田発のフィリピン航空なら直行便だし、その男性しかそのフライトからは見つかっていないし(もう一人はナイジェリアからなので別フライトと推定)、すでに咳などの症状が出てたので潜伏期間過ぎてるし、まともに考えれば日本国内感染でしょう。

 

■ヨーロッパでも南アが発表する前から広がっていた

前の記事にも書きましたが、オランダなどでも南アがオミクロン株の報告を上げた時点より前の検体からオミクロン株が見つかってます。

 

つまり最初にオミクロン株に気づいて発表したのが南アだったというだけで、実際にはその前から存在しており、南アの報告を受けてから急いで国境閉鎖に近い対応を取っても無意味だったということです。

 

■日本国内でオミクロン株検査キャパ能力は十分なのか?

厚労省からは今のところ国内の患者からオミクロン株が検出されたという報告は出ていませんが、現状空港での水際検疫で陽性判断された検体は全て国立感染症研究所に送られているようなので、逆に言えば、そこしか検出能力がないのではないか?と思えます。

検出体制づくりを急ぐなんて報道もありましたし。

 

現在日本国内の感染者数はあまり多くないことから、全数オミクロン株の検査してもいいんじゃないでしょうか?

 

そんなことしてわざわざ見つけても、意味がない?

 

まあ確かにそうかもしれません。

調べなければ見つからないし、見つけて国民の不安を煽ることもないですし。

 

結局のところオミクロンだろうが何だろうが取るべき対策は変わらないですしね。

 

ただ、イギリスやアメリカが積極的に調べて公表する姿勢に対し、どちらがいいのか?という疑問は残ります。

 

ジジイは透明性を重んじるのですが、果たして厚労省や日本政府はどうでしょうか?