■今までは推奨だった
6月に一旦全ての規制が撤廃された後、8月上旬にCDCガイドラインに沿ってジジイが住むアパートではマスク規制が入りましたが、オハイオ州としては義務化はされていませんでした。
ところが、とうとう今日(9月10日)からコロンバスなど一部の自治体でマスク着用が義務化されました。
理由はもちろん感染者数が激増しているからです。
今日の新規感染者数が9000人を超えたそうです。
感染者のうち、ワクチン接種者の割合がどのくらいなのかは不明ですが、
コロンバス市のワクチン接種率はなんとたったの46%とのこと。
そりゃあ、だめだよね。
■ワクチンを打たない自由を主張して死んでいく人たち
2週間ほど前、ニューヨークタイムズがYouTubeにビデオアップしてました。
全編英語ですが、ワクチンを打たない選択をして感染し、死んでいく人たちのレポートです。
個人の選択の自由を尊重するというのはジジイも大切な価値観だとは思いますが、
ワクチン打つ打たないにも適用されるべきですか??
これまでも何度も書いてきましたが、自分の感染だけの問題じゃないです。
ワクチン打たないで感染し、重症化して医療に負担をかけ、健康上の理由でやむなくワクチンを打てない人の命を危険に晒すことが尊重されるべきでしょうか?
いまだに日本にも反ワクチン派がいるようですが、
よろしい、100歩譲ってワクチン打たなくてもいいです。
でも弱者を守り、医療体制を守る義務を放棄したのだから、感染した時も医療機関に頼らないで、自力でなんとかして欲しいです。
ワクチン打っても感染するからワクチンの効果がないんじゃないかとも言われているようですが、打たないよりも感染率は確実に低いし、重症化率も圧倒的に低いのですから、ワクチンの効果は明白です。
いまだにワクチンの効果に対し懐疑的な人がいることが信じられません。
■ワクチンを行き渡らせ、同時に感染防止をしながら経済の再開を
そうは言っても一時期のようにワクチンさえ打てば元の生活に戻れるという見通しは低くなってしまいました。
これからは、ワクチン+感染防止策により医療機関の負荷を下げることにより、重症化への対応が十分取れるようにしつつ、経済再開をするしかありません。
原発もそうですが、コロナにもゼロリスクなんて神話は存在しないということをリアルに認識すべきです。
その中で何が最善かを選択していくしかありません。
まず、現実を直視しましょう。