■マスク着用再び
ジジイが住むアパートは、木曜から再び屋内共用スペースでのマスク着用がワクチン接種者にも求められることになってしまいました。
原因は言うまでもなく、デルタ株の感染拡大によるものです。
すでに日本でも東京では感染者の約90%がデルタ株によるものとなっているらしいですが、アメリカも似たようなもののようで、
特にひどいのはワクチン接種が進んでいない南部の州のようです。
デルタ株の厄介なところは、感染力が高いということもありますが、ワクチン接種済みでも感染し、他者への感染を引き起こすくらいのウィルス量となってしまうところにあるようです。
ただし、ワクチン接種すれば重症化リスクはデルタ株でも低く抑えられており、ワクチンのメリットはデルタ株に対しても変わらずにあるといえます。
他者への感染リスクが増えるということなので、マスク着用はやむを得ない判断だと思います。
でもなあ、マスクとってもウザいんだよなあ。
一度マスク外せたのが逆戻りとなってしまったため余計に、ワクチン忌避者のせいでこうなったという思いが強くなっているのも事実です。
もっと早期に接種率が上がればこんなことにはならなかっただろうに・・・
■オハイオの感染状況
現時点のオハイオ州の感染状況ですが、21日移動平均で新規感染者が939人、入院が57人、死者が6人となってます。
ただ、死者は7月27日に1名あった以降、報告されていません。
オハイオ州の人口は1170万人くらい(東京の84%)なので、直近の感染状況は東京よりはずいぶんマシということになります。
ワクチン接種の進んでいなかった今年1月頃は1日の感染者数が12000人にも達していましたが、そこから比べると感染力の強いデルタ株が主体になっているにもかかわらず10分の1以下となってます。
ワクチンの効果は絶大だということに疑問の余地はありません。
ジジイのアパートはCDCの新たなガイダンスによって、屋内でのマスク着用義務化に踏み切りましたが、オハイオ州はまだ新たな規制などは出していません。
ワクチン接種により感染者も死亡者も低く抑えられているからでしょう。
現状ワクチン接種しか有効な手段はないのですから、接種率を上げることが極めて重要です。
最近、個人の自由をとても重要視するアメリカでさえ自治体レベルや企業レベルで接種義務化の動きが出ていますが、ジジイも義務化には賛成です。
日本も効果のない緊急事態宣言などやめて、飲食店営業をワクチン接種者対象に限定するなどした方が、よほど経済と感染防止の両立になると思います。