■今日から申請スタート

日本の接種証明書の申請が今日から始まったようです。

このこと自体は経済再開に向けとてもいいことなんですが、やっぱりというか、さすがというか、日本政府のやることは手放しで歓迎できるものでは到底ありませんでした。

 

報道で知り得た内容から問題点を列挙していきます。

 

■自分の証明書だけ受け入れ要求して、相手国のは拒否

接種証明書は日本を出国し、外国へ入国する際に、その国の検疫措置の軽減をしてもらうもの。現時点軽減してくれる国は5カ国(イタリア、オーストリア、トルコ、ブルガリア、ポーランド)のみと極めて少ない。

 

理由は日本が相手国の接種証明の受け入れを拒否し、自分の証明書だけを一方的に認めさせようとしているためらしいです。(情報ソース:日経サイトによる)

 

何という自分勝手‼︎ 何という非合理さ! 何という失礼な態度!

 

どうも、中国製とロシア製のワクチンに対する懸念があるためらしいですが、中国製ワクチンも有効性は60%程度はあるし、重症化は防げているというデータもあるはずです。(ファイザー、モデルナには劣ります)

ロシア製のスプートニクにもデータはあるでしょう。

 

データベースで、受け入れられないか受け入れられるかを論理的に判断し、もし中国製がデータ上受け入れられないなら、そう言って対象から外せばいいだけの話でしょう。

 

外交問題になることを心配してる?

自分の判断に自信があるなら厳然と説明すればいいだけの話。

 

このためにすべての国の接種証明を受け入れず、自分の証明書だけ受け入れろと押し付けても理解が得られるはずがない。

 

逆にいえば受け入れてくれた5カ国プラス韓国は大人だなぁ。

経済面の利益を優先したとも考えられますが…

 

■日本へ帰国する際には使えない。

日本でワクチン接種して接種証明書を持って出国しても、日本へ帰国したら接種証明書の有無に関わらず、14日間の自主隔離や位置情報追跡などを受けなければいけません。

 

自分の国のワクチン接種も信用できない??

まあ、他国の証明書を拒否しているんだから、自分とこのだけ受け入れらませんよね。

 

絵に描いたようなバカさ加減…

経済回復させたいのか、させたくないのか?

 

■国内でも使用できない。

接種証明書は海外での使用に限定され、国内では使用できません。

非接種者に不利益にならないようにという配慮のようですが、なぜ?

 

ホリエモン(敬称略)も言ってますが、非接種者は自分でその選択をしたのだから、その選択に伴う制限などがあればそれは受け入れるのが当たり前という主張にジジイも賛同します。

さもないと、非接種者だけいわゆる「タダ乗り」を許すことになるからです。

 

もちろん、健康上の理由など正当な理由でワクチン接種が受けられないのなら、それを証明する証明書を発行し、その証明書に接種証明書と同じ効力を持たせればいいだけの話です。

 

要するに人命を守り、経済を守るためには、接種を加速することが最優先で求められ、そのためには「タダ乗り」をしようとする小ずるい人々に接種を受けさせることが必要だということです。

 

東京都あたりが接種証明書の国内利用を始めてくれないですかね…

 

■デジタル化されていない。

例によって、紙ベースの証明書です。

すでに複数プラットフォームはあるのに、なぜ?

 

■日本は再生するのか?

こう言ったニュースを聞くたびにガッカリしてしまいます。

首相が、何度も一企業におねだりに行かなきゃいけないとか…

首相としては、手を尽くしている感を出したいんでしょうが、

前回のおねだりも結局相手にされていなかったわけで、その反省はしてるんでしょうか?

いいのか、そんなこと。パフォーマンスなんだし…

 

すでに官僚はこのように死に体なので、民間で頑張るしかないですね…

バカな政治家には投票行動でダメ出ししましょう。