■アメリカの状況

ワクチン接種が進んでいるアメリカもバイデンさんが目標とした7月4日までに接種率70%は達成できず、全体平均では50%を超えたあたりでしょうか。

 

それでも感染状況は劇的に改善しジジイが住むオハイオ州でもマスクなしの生活が戻ってきました。

スーパーなどに行くといまだにマスクしている人もいて、きっと何らかの理由でワクチン打てない人なんだろうなあって気の毒に思います。

 

そんななか、CDCが出したニュースがギガジンに載ってました。

 

 

そうです。アメリカで感染して死んでいく人たちはほぼワクチン未接種者のみだということです。

 

何だか訳のわからない信条や政治的な主張とかでワクチン打たなくて死んでいくのは、その人の勝手なんで、ご自由にどうぞって感じなんですが、そういう人たちのせいで、打ちたくても健康上の理由などで打てない人たちが犠牲になるのは許せないです。

 

ジジイはこれまでも何度も言ってますが、もう一度言います。

 

医師の診断で接種をやめるべきという判断が出た人以外は、全ての人がワクチン接種を受けるべきです。

 

それが健康上の弱者救済のためにも、日本の経済のためにも、生活困窮による自殺者を減らすためにも、個人の精神衛生のためにもベストだと考えます。

 

■ワクチン接種にタダ乗りする連中

正当な健康上の理由がないにもかかわらずワクチン接種を忌避する人が一定数おり、それに対して差別はいけないという、もっともらしい論調が日本では主体のようです。

 

これもジジイが前に言ってますが、正当な理由なく接種を受けずに、接種を受けた人たちの恩恵を利用しようとするタダ乗りの問題について最近こんな記事読みました。

 

肝心なのは集団免疫を獲得するために、十分な割合の人たちがワクチン接種を受ける必要があるということです。

現状ワクチン接種対象は12歳以上に限定されているのですが、その中で全人口の70%のワクチン接種を達成する必要があります。

さもなければ、12歳以下にも接種対象を広げなくてはいけません。

 

こんな状況なのにワクチン忌避に対し日本は優しすぎるのではないでしょうか?

マスメディアは差別という言葉に敏感すぎて、面倒な議論を引き起こしたくないっていう姿勢が伺えます。

まあ、電凸されるのはイヤですもんね。気持ちはわかるんですが、それに屈するのは完全に言論弾圧です。

そういう輩には徹底的に被害届けを出して、毅然と対応していくということはもはや期待できないのでしょうか?

 

■ワクチンパスポート

フランスでは医療従事者のワクチン接種が義務化されました。

日常生活でもヨーロッパではワクチンパスポートの提示が必要なシーンが増えているそうです。

 

まず、医療従事者のワクチン義務化ですが、ジジイは賛成です。

医療従事者以外でも介護従事者や保育士、小学校教師も義務化すべきです。

理由は簡単。

ワクチン打てない弱者を守るためです。

 

もちろん診断書などで裏付けのある正当な理由で打てない人はいいんです。

一人くらいなら配置転換とかでやりくりできるかもしれません。

でもそうじゃない人がいっぱい出たら病院も介護施設も立ち行かなくなります。

 

そもそも介護施設など経営状態に余裕があるところはそんなに多くないはずなので、入所者を守り、潰れないようにするためにはワクチン義務化以外の方法があるのでしょうか?

 

こういうことを提起するだけで、差別主義者だとか、同調圧力だとかって騒ぎ立てられ、議論が一向に進んでいないように見受けられます。

まあ、現場が困ってなければいいんでしょうが、従事者の無症状感染から入所者が感染して死んでいくというリスクを減らすためにはワクチンがベストなのに、そういう話ができないような空気(同調圧力)があるのが気になります。

 

ワクチンパスポートは日本も早急に導入してほしいです。

あの理不尽な自主隔離をとにかくなんとかしてほしいのが個人的な願いですが、

それ以外でも、ワクチンパスポートをヨーロッパのように日常生活に活用して、経済再開を急ぐ方が誰にとってもベストではないでしょうか?

 

■ワクチン接種は社会貢献、ワクチン忌避者は感染で免疫確保?

ジジイはワクチン接種は個人のためという面もありますが、それよりは社会貢献の面の方が強いと感じています。(自分が重症化リスクが高いとは思えないため)

 

お笑い芸人の大御所が、以前言った「自分は健康だから他の人に回してあげて」という内容に対し、最近追従者が出ているというので、「接種は受けた方がいい。自分は健康だから迷っている」とかなんとか最近言ったらしいです。

 

ジジイは、この人は自己中の発想しかできないんだなと感じました。

健康だから感染しない?何を根拠に?

感染しても軽症または無症状だから、ワクチン接種したくないって言っているのと同じ。

無症状感染で他者に感染させて、他人を重症化や死に至らしめるリスクは全く眼中にない。

感染して、体内で変異株が発生する確率を上げるリスクは全く眼中にない。

社会的影響力がある程度あるのに残念です。

 

 

それでもワクチン接種を忌避する人たちをジジイは理解できません。

徹底的に自己中な人たちなんでしょうけど・・・

まあ、そういう人たちは、コロナに感染して集団免疫に必要な抗体を確保してください。

ただ、コロナ感染で獲得できる抗体量はワクチンと比べ少なく、期間も短いらしいですので、重症化と後遺症のリスクを背負いながら何度も感染しないといけないです。

そのリスクの方がよほど高いのに、馬鹿なんじゃないのってジジイは思います。

 

■ワクチン接種が進んだら感染予防対策の廃止を

アメリカ並み(50%)くらいまで接種が進んだら、接種者に対する感染予防対策を撤廃していいと思います。同時に日常でもワクチンパスポートの運用をしてほしいです。

 

これらはワクチン接種へのインセンティブになります。

ジジイはこれを未接種者への差別とは考えていません。

接種者の社会貢献に対するご褒美だと考えています。