■ワクチン接種率を上げるのがパンデミックを抑える鍵
アメリカではすでにワクチン接種が全年齢対象となってしばらく経ち、最近は従来16歳以上のみの接種対象だったのが12歳以上までに拡大されてます。
ただ、アメリカでも接種に積極的ではない人が一定数いるために、その人たちに接種を受けてもらうことがパンデミックを抑え、以前の生活様式を取り戻すための鍵になってきています。
■オハイオ州知事が接種にインセンティブをつけた
ジジイが前の記事で、ワクチン接種を受ける人たちは、少ないとはいえリスクを引き受け接種を受けるのだからインセンティブをつけてもいいのではないかと書きましたが、同じことをオハイオ州知事のデワインさんも考えたようで、接種を受けた人のうち毎週一人に100万ドル当たるというキャンペーンを始めました。
接種率すでに30%を超えているし、18歳以上だと人口それほど多くないはずなので、当たる確率はかなり高いのではないかと思います。
それにしてもジジイが住んでるオハイオ州でこんなキャンペーンするとは・・・
ジジイはすでに接種済みなので対象外だと思います。残念!
実はアメリカは日本以上に接種に消極的な人が多いのではないかと感じています。
理由は、健康上の理由以外で宗教的な問題と、ワクチン接種が個人の自由の侵害と感じる人がいるということです。
特にオハイオ州は田舎なので、保守的な人たちが多く接種に消極的な人が多いのではないかと推測します。
■日本でも考えた方がいいのでは?
日本でも健康上の合理的な理由がなく、接種で死ぬリスクよりコロナで死ぬリスクのほうが高いのに、合理的な判断ができないか、または他人にリスクを背負わせ接種に消極的または様子見したいという人たちが多いのではないかとジジイは心配しています。
そう言った人たちには論理的な説明とそれに基づく納得がもちろん大切なのは言うまでもありませんが、それだけでは不十分な懸念もあります。
そう言った場合、わかりやすいインセンティブは非常に効果的だと感じます。
日本も考えた方がいいんじゃないかなあ・・・