■みんな感じてる
野田洋次郎さんも言ってます。
個人的な、正直な気持ちです。 pic.twitter.com/kcPdrOVNXt
— Yojiro Noda (@YojiNoda1) April 22, 2021
Twitterのリンク貼ったんですが、うまく表示されてないかも・・・
日経新聞も言ってます。
緊急事態宣言そのものが悪いというのではありません。
宣言によって確実に感染者数は下がっていくでしょう。
問題はそこじゃない。
この後も一旦下がって宣言を解除して、また感染者が増えての繰り返し?
あと何回繰り返さなければいけないのか?
■なぜ医療崩壊は防げず、ワクチン接種は恐ろしく遅いのか?
パンデミック始まってもう1年以上経ちます。
このサイトを見ると、コロナ対応病床数の推移が都道府県別に見られます。
東京都では、昨年5月時点で3300床だったのが現時点5048床。
大阪府では、昨年5月時点で1074床、現時点2022床。
増えてはいますが、現時点でさえ人口比で言うと東京都が0.036%、大阪府が0.023%です。
1万人につき3床程度のベッド数しか確保されていません。
厚労省も対策を取ってたようですが、結果として病床数が十分に増えておらず、厚労省のとった施策では失敗だったと言えるでしょう。(失敗じゃなかったら、緊急事態宣言なんて出す必要なかったんだし)
ワクチン接種は他国に比べ圧倒的に遅れているし。
ワクチン確保にも失敗し、首相直々におねだりする始末。
だいたい65歳以上への接種に、4月に開始してから3ヶ月以上かかるのはどう言うことなんでしょう?
厚労省失策続き。
■政府が何がしたいのか、見えてこない
政府がまともに機能していないのは結果を見ても明らかだと思いますが、
厚労省のサイトにある「新型コロナウィルス感染症対策の基本的対処方針」というPDF文書を見てもダメっぷりは伺えます。
https://www.mhlw.go.jp/content/kihon_r_030305.pdf
で、中身はというと、これまでの状況に応じ対症療法的な対応策をとってきたことを延々と書き連ね、そのあと「〜するように努める。」とか「〜を促していく。」とか「周知する。」とかばっかりです。
いいよね〜。後から結果を問われても、「努めました。促しました。周知しました。」って言えば済むんだもの。
本当になすべきことは、現時点の課題は何で、それをどのような具体的な対策内容でいつまでに対応するのかを誰にもすぐにわかるように書くことが基本方針でしょう。
その上で、出口はどう言った形でいつ実現できるのか、それまでにすべきことは何かをしっかり示すべきです。
■もっとコミュニケーションを!
ジジイはともかく、リテラシーの高そうな人々にも情報が十分に届いているとは思えません。
政治家も官僚も言葉を使うプロのはずです。
なのになぜこれほどまでにコミュニケーションがうまく行ってないのでしょうか?
国民に奉仕するのが政治家も官僚も本来の役割のはずで、それを認識しているのであれば、もうちょっとマシなコミュニケーションをとってもらいたいと思います。