アメリカにもいろいろな宝くじがあります。
その中でも当選賞金が高額なのが、Mega Millions と Power Ballです。
どちらも好きな番号を6個選ぶ、日本のロト6と同じようなもの?
どっちも週二回抽選日があり、当選者が出ないと賞金は次回へ持ち越すようになっており、当選者が出ないことが続くと賞金がどんどん高額になっていくという仕組みです。
現在、両方ともしばらく当選者が出ていないらしく、Mega Millionsが7億5000万ドル(約780億円)、‘Power Ballが5億5000万ドル(571億円)となっています。
日本の感覚からすると桁違いですよね。
この金額は29年間の分割払いの場合の金額で、現金一括の場合はメガミリオンズの7億5000万ドルの場合5億5000万ドル、パワーボールの5億50000万ドルだと4億1100万ドルになるそうです。
またアメリカの場合、賞金に対し税金がかかります。
オハイオ州の場合、アメリカ市民またはアメリカに居住している人だと州税と連邦税合わせて28%、それ以外の人には34%の税金となっています
賞金を一括で受け取り税金払った後の手取り額は、現時点でメガミリオンズが3億9600万ドル(411億円)、パワーボールが2億9592万ドル(307億円)となります。(オハイオ州居住者の場合)
いやあ、途方もない額ですね。
じゃあ、当選確率はどんなものかというと、宝くじサイトに出ていました。
メガミリオンズがこちら
パワーボールがこちら
1等の呼び名が異なりますが、どちらも約3億分の1!
うわさによると、隕石に当たるよりも確率が低いとか・・・
でも隕石に当たった人は今まで聞いたことがないけど、宝くじに当たる人は聞いたことあるよね。(考えれば当たり前)
1口2ドル(207円)で3億分の1の確率で411億円当たるということは、621億円払って全組み合わせを買えば411億円戻ってくるということになり、そんなに悪い期待値とは思えません。
しかも上の図の通り1等以外の賞金もゲット可能(例:2等1億円は1260万分の1なので、3億通り買うと、税引き前23億当たる)なのでさらに期待値は改善します。
まあそうは言っても胴元が損するようには絶対になっていないから、全組み合わせを買っても損するだけなんですけど。
ちなみに日本の宝くじと比べると、ジャンボ宝くじで1口300円、1等賞金7億円で当選確率は2000万分の1なので、現在の賞金が積み重なって高額になったアメリカの宝くじのほうが約5.7倍期待値としては高い、つまり割がいいということがわかります。
ロト7だと、1口300円、1等賞金6億円、当選確率1029万分の1なので、3.4倍メガミリオンズのほうが有利です。
というわけで、買ってきました、メガミリオンズ。
左が番号を選ぶためのマークシート、右側が宝くじ券?になります。
番号何選べばいいかわからないのでお任せで5口10ドル買いました。
抽選は金曜の夜。
土曜には大金持ちになっていることを期待して、妄想でもしますか…
宝くじは愚者の税金とよく言われるそうですが、確率からすれば確かにそうなんでしょう。
妄想代ですね。
こんなこと言って納得してるから愚者のままなんだよなあ。