■日本もひどいけど、アメリカのほうがもっと・・・

ヤフートップで1日あたりの感染者数が過去最多の2973人とか、東京都も602人とかと報道されてますが、なにごとも世界No.1にならないと気がすまない?アメリカは、そんなレベルじゃありません。

ジョンズホプキンス大学の集計によれば、アメリカ全土で累計15393164人、1日あたりの感染者数は直近のピークが12月4日で22.7万人、死者数は12月9日がピークで3124人と、日本と比べ感染者数が76倍、死者数が120倍です。

人口比は2.6倍程度なので、アメリカのほうが同一人口当たり死者数で46倍多いことになります。

 

■オハイオは?

オハイオ州の現時点の感染者数は累計52万人、死者数累計7187人で、いずれも日本全体を上回っています。(日本の累計感染者数17.2万人、死者数2512人)

オハイオ州の人口は1153万人くらい(日本の11分の一)なので、同一人口当たり日本のそれぞれ33倍、31倍という状況です。

人口の5%弱が感染を確認されているということなので、実際の感染者数はもっとずっと多いんだろうと考えています。

 

現時点の入院患者数、重症者数、ICU使用率などのデータはここで見ることができました。

https://coronavirus.ohio.gov/wps/portal/gov/covid-19/dashboards/key-metrics/hospitalizations

 

COVID以外の患者含めてICU使用率は80%程度、残り1000床。人工呼吸器の使用率は40%、残り2800となってます。

 

こんな状況なのに、数日前にはコロンバス市内のクラブで大人数のコンサートが開かれて摘発されたりしています。(コロンバスは夜間外出禁止令出てます)

 

■どうやって生き抜くか?

かなりタフな状況であることは間違いないので、得意の引きこもり生活を続けるしかないですね。

週1のスーパーへの買出しだけはどうしても必要ですが、それ以外は極力部屋に閉じこもってます。(昨日少し暖かくなったので、自転車乗りましたが、自転車での感染リスクはほぼゼロです)

今後最悪ICU使用率や人工呼吸器使用率が100%に近づいた場合、どうすべきかを考えておかなければいけないと思ってます。

 

つまり、

1. 認めたくはありませんがジジイはまあまあ高齢なので、重症化リスクはそれなりにある。(健康状態から同年代の平均よりは低いんじゃないかと勝手に期待してます)

2. 入院となった際、あるいはぎりぎりの状態で処置を受けることになった際、有色人種で外国人であり、言葉の問題でコミュニケーションに難あり(特に医学用語はさっぱりです)ということが、ネガティブ要因とならないかどうかが不安。

3. 外国人が切迫しつつある地域の医療状況をさらに圧迫していいものかという懸念がある。(本国に帰ったほうが地域社会に貢献することになるのではないか?)

というような心配事があるわけです。

 

さっさと帰ればいいじゃんということなんでしょうが、大きな問題が仕事です。

仕事のために駐在しているので駐在中断したら仕事にならない部分も出てきます。

全てがリモートで完結できればいいのですが、そういうわけにもいきません。

医療逼迫時の一時避難には勤務先の決断が必要ですが、相当な損失となるだろうし難しい決断だろうなと推測します。

でも考え方やガイドラインは示してほしいですね。

 

最悪、オハイオ州が医療崩壊を起こしてなお勤務先から一時避難判断が出ないという場合どうすべきか?

電車通勤を強要される日本の都市圏のサラリーマン同様、逃げ道がなくつらいです。