8月と先週日本に帰っていたので、その時の状況を書きます。
◾️アメリカ国内移動
基本的には移動に制限はありません。
ただし州を跨ぐ移動の場合、自宅待機期間を設定することを求められる州があります。
また、オハイオ州の場合現在夜間外出禁止令などが出ており、夜間でなくとも不要不急の移動も自粛するよう求められています。
とはいえ空港でのチェックイン、セキュリティ検査ともいつもと何も変わりません。
ソーシャルディスタンスとっている以外は通常通りです。
海外からの入国時も同様です。
日本のような検査はされません。
ただし、入国後自宅待機を14日間求められます。
(今日、CDCから10日に短縮OKのお達し出ました。)
◾️アメリカ国内線機内
みなさんちゃんとマスクしてます。
消毒用のペーパーシートくれます。それでシートやアームレストを座る前に拭いている人がいました。
国内線は結構混んでます。2/3くらい埋まっている感じでしょうか。
アメリカ国内線機内が最も感染リスク高いと思います。
◾️日本〜アメリカ間国際線
全日空と日本航空両方乗りました。
たまたま両方ともビジネスクラスでしたが、どちらも空いてました。
前後は埋まっているけど隣にはいないって状態です。
アメリカ国内線に比べ空いているので感染リスクは低いと思います。
でも次回はエコノミークラスでしかも年末年始なのでちょっと心配です。
◾️日本到着時
到着前に機内で検疫関係の書類が配られます。
8月の時はなぜか私はスルーされて何も持ってない状態で検疫場所に行かされて、余計な時間がかかりました。ちなみにスルーしたのは全日空です。
飛行機から降りる時から少し時間がかかり、降りて入国審査までの間に検疫所が設けられています。
以下の写真は8月の成田です。
先週の羽田は撮影禁止になってました。
前方に見える机のところで書類チェックです。
ここで抗体検査のための唾液採取をします。
ジジイが帰った8月には既にPCR検査ではなく抗体検査に代わってました。
でもPCR検査も希望すれば受けられるみたいでした。(唾液が出ないとか)
抗体検査は小さな試験管みたいなものと漏斗を渡されて、試験管の指定のラインまで唾液を溜めます。
これが結構大変。
食い意地張っててヨダレの量には自信あるジジイですが、指定量溜めるのに結構苦労しました。
機内で水たくさん飲んでおくことをお勧めします。
唾液採取は投票所みたいなブースに入って行いますが、そこには梅干しやレモンの写真が貼ってありました。
レモンはいいとして梅干しは万国共通なんだろうか⁇
まあ、この時期に日本に入国するのは日本人か日本生活長い人ばかりだからいいんでしょうけど、今後海外との往き来増やしていく際、どうするのかなあ。
唾液採取したらまた書類チェックとか、到着後の14日間の健康チェックをLINEでやってもいいかとか、空港から待機場所(自宅)への移動手段の確認とかされます。
LINEの健康チェックはこれが毎日14日間午前中にやってきます。
左下のアンケートをタップして2問設問に答えると終了です。
アメリカ戻っても14日以内だとまだ届きます。
LINEでの健康チェックを拒否すると保健所からの電話確認になるようです。
負荷かけないためにも出来るだけLINE使いましょう。
書類チェック終わると検査結果が出るまで待合場所で待機です。
8月の成田は結果が出るまで長かったです。
飛行機到着から結果出るまで、優に二時間以上かかりました。
先週の羽田は、それを覚悟して行ったら割とすぐに結果が出て、拍子抜けしました。
全部で一時間かかってないと思います。
番号呼ばれたら窓口行って陰性の紙もらいます。
それを持って入国審査と荷物受け取り後の税関検査受けたら解放です。
妻に無理言って成田と羽田まで車で迎えにきてもらいました。
当然空港からはジジイが運転です。
自分の車がない場合はレンタカーは移動手段として認められています。
でも、遠隔地とかに帰りたい人はどうするんだろう?
日本の国内線は利用できませんよね。
今国際線の便数も減っているし、日本に里帰りできるのは事実上東京周辺限定になっているのではないかと思います。
緊急時や冠婚葬祭もあるだろうに、こんな不公平なことでいいんだろうか?
GOTOやるくらいなんだから、国内線はじめとした公共交通機関利用を解禁してもいいと思います。
だって陰性証明されているんですよ。
だいたい海外在住者は給付金ももらえませんでしたし、なぜ不利益を被らないといけないのか理解に苦しみます。
◾️日本からアメリカ到着時
冒頭にも書きましたがアメリカ到着時は検査などは何もありません。まあ、そりゃそうですよね。
世界最悪の感染者数を記録してるのだから、入国者に厳密な検査してもあまり意味がないでしょう。
もちろん国内線も利用可能です。
感染爆発状態のアメリカが全ていいなんてとても言えませんが、少なくともガイドラインは一貫しています。
日本のダブルスタンダードに思えてしまう規制は見直しをお願いしたいです。