◾️最初はフィニッシュライン
バイク乗り始めた頃は、定番のフィニッシュライン使ってました。
赤ボトルから始まり、しばらくは使ってたと思います。
その後、ブルベ始めてからはこの二つ。
ドライコンディションの時は左を使用。
ウェット時と、予備で持って行くのは右側でした。
でも雨だと右のでも結構すぐ流れちゃうんですよね。
◾️ブルベやめてから
海外駐在に伴いブルベやめてからは、短距離しか乗らないし掃除が面倒くさくて、いかにチェーンが汚れないかに関心が移りました。
まず手を出したのがフィニッシュラインのシルバーボトル。
でも正直汚れやすさはあまり変わらないというか、効果がないと感じてました。
使い方悪かったのかな?
◾️ボーイング公認?
その後アメリカ来て最初に買ったのが近所のREIにあったコイツ。
ボーイングの公式ライセンス製品というマークが入ったワックスタイプです。
自転車用なのにボーイングの公式ライセンス製品ってどういうこと⁇って感じはしますが、まあNASAが開発したとかって言うのと同じような「おまじない」ですね。
ボーイングとかNASAってこう言った箔付けで結構儲けてるんじゃないかな?
知名度あるっていいですね。
効果はどうだったかというと、フィニッシュラインのシルバーと同じ。
効果感じれられず。
少なくともジジイの期待値にはミートしませんでした。
◾️ホンモノのワックスに手を出す
とあるサイト(今もタイヤ選択なんかで良く参考にさせてもらってます)に汚れないし、走行抵抗も低いって言う夢のような素材が紹介されてました。
それが、ホンモノのワックスです。つまり蠟ですね。
これです。
蠟と一緒にフリクション下げるという黒いパウダーも最初から一緒に混ざってます。
施工方法は、電気ポットなどでワックスを溶かし、そこにチェーンをどぶ漬けして、良くかき混ぜ、リンクの中までワックスを行き渡らせたら、引き揚げて冷やせば出来上がりです。
写真では一緒に買ったポットにワックスが入ったまま固まってます。
使用する時はこのまま温めればOK。
ワックスが白く見えるのは黒い成分が分離して底に沈んでいるからです。
良くかき混ぜて使ってますが、果たして黒いパウダーがどれほどの効果があるのか疑問です。
施工前にはチェーンを脱脂する必要あります。
施工後はチェーンがワックスで固まっているので、手でチェーンリンクを動かして装着する必要あります。
さらに最初はワックスのクズがいっぱい落ちるので室内ではチェーン回さない方がいいです。
と、いろいろめんどくさいですが、効果はどうか?
効果はあります!
油分全く無く蠟だけなので、汚れは確かに付きにくいです。これはいいです。
また走行抵抗も結構低いかな?って言う印象です。
ただし!
そうただしです。
決定的な欠点があります。
それは防錆機能がないということです。
ジジイは汗かきなので汗が結構チェーンにもかかったりします。
そうするとあっという間に錆びる!
毎回走行後に手入れすればいいんでしょうが、それじゃ本末転倒。
汗がかけないので、ミニベロ用になっちゃいました。
耐久性は、そんなにないかなあ。300kmくらい?
それとワックスのカスがカセットなんかに溜まります。
実用上問題ないでしょうけど、手間省いてキレイにしたいというのにはイマイチ。
オーバーオールではあまりお勧めしません。高いし、めんどくさいし、錆びるし。
ワックスそのものはそんな悪くないと思いますが、カメヤマのローソクで十分だと思います。(身も蓋もないっすか??)
◾️そして現在
ワックスもまだミニベロ用に使ってます。もったいないし。
ロード用に今使ってるのはコレです。
めちゃくちゃ高い!!
でも、これいいです。良かったので、追加買っちゃいました。
完全ドライになるので汚れはつきにくいです。
走行抵抗も低いらしいです。
自分では汚れのない同条件でチェーンルブ変えて比較検証したことが無いので、はっきり言えませんが悪くはなさそうです。
高いこと以外の欠点は、
耐久性はそれなり。つまり長くないってこと。
感覚的にはやっぱり2〜300kmくらいでしょうか。
防錆性能も正直高くないですね。ワックスより多少マシかもって程度かな。
それと施工する時まずよく振って中身を混ぜるんですが、ワックスの塊があるのかチェーンに滴下するのがスムーズにできません。容器強く押すと突然ドバッと出て床汚すし。
それでも現状これがベストかなあ。しばらく使うと思います。