◾️大は小を兼ねていた
空力なんか気にせずにのんびりロングライドしてた頃は、サドルバッグはいつも大きめを使ってました。
ブルベの時は定番のオルトリーブ製の完全防水のものを愛用してました。
これ高いですけど、最近はオルトリーブじゃなくても安くていいものがあるんじゃないかと思います。
ゆっくり走る分には便利この上ない。何も考えずにいろいろ放り込んでおけます。
ところが速く走ろうとなると、バッグの大きさも気になってきます。
気にし始めると、見た目もあんまりスマートじゃない気もしてきちゃいます。
今まで全く構ってなかったのに…
◾️サドルバッグ探し
ロング乗らなくなってから、それでも小さめのサドルバッグにしてたんです。
サドルバッグに入れるものは、スペアチューブ、CO2ボンベ、CO2インフレータヘッド、タイヤレバー、携帯工具が必須で、天候によってはウィンドブレーカーやインナーグローブ入れてます。
だいたい走行距離50km以下の時はチューブとボンベは1本ずつ、それ以上の時は2本ずつ持つようにしています。
これらを収納するにはこのくらいのサドルバッグが普通ではないでしょうか?
たぶんド定番のトピーク製です。
使いやすくてお買い得なバッグですよね。
でも、少しでも速く走りたいとなるとこれでも大きく感じます。
短距離走る時はジャージの背中のポケットに入れて走ったりしましたが、
転倒した時のことを考えると硬いものを身につけるのは抵抗があります。
もっと空力的に良い収納法はないか?
アマゾンで探しました。
◾️レザイン ロードキャディ Mサイズ
買ったのはこれです。
届いたときの第一印象は「小さっ!」でした。
さっそく必要なものが入るか試します。
チューブとボンベは1本ずつです。
チューブは保管中のチューブ保護のためと作業時に手が汚れるのを防ぐため、ラテックスグローブで包んであります。
それにしてもチューブがデカイですね。
納車された時に早く乗りたかったので、近所のスペシャのディーラーで買った純正品のチューブなんですが、肉厚の頑丈なものでした。
なんとか全部収まりました。
チューブがもう少し薄いものならもっと楽でしょう。
試しに23C用の薄いチューブを入れてみると余裕でした。
ファスナーもギリギリ閉じることができました。
バイクに取り付けると
トピークとレザインで前から見た比較です。
小さい分空力には間違いなく有利でしょう。
レザインの問題点は小さいから当たり前なんですがチューブ、ボンベが1セットしか入らないことです。
◾️SILCA Siculo capsule
SILCAのサイトでたまたま見つけてしまい、衝動買いです。
これ付けるためにボトルケージもSILCAのカーボンケージ買いました。
ボトルケージに取り付けるとこんな感じになります。
ボトルケージとは2本のボルトで固定なので簡単に取り外しができず不便です。
さっそく収納できるかやってみます。
ダメでした。タイヤレバーとボンベがどうしても入りません。
タイヤレバーの長さに対しケースが小さすぎてチューブがもう少し小さくなっても、絶対入りません。
たぶん全部専用品を揃えれば大丈夫なんでしょうが、そこまでやる気は無し。
タイヤレバーとボンベはレザインに無理やり詰め込み、レザインとこのカプセルで2セット収納できました。
バイクに取り付けるとこんな感じです。
そうです。二つ目のボトルケージが取り付けられません!!
これは冬季限定か?
うーん、これだけでは1セットも収納できないし、使えないなあ。
ちなみにフタはマグネットで固定です。
マグネットは割と強力ですが、フタ側に重量物を入れるのはやめた方が良さそうです。
前から見るとこうなります。
はみ出しは少なく、しかもクランク周りなので空力的な悪化は少ないんじゃないでしょうか?
せっかく買ったんだし、とりあえずボトル一本で済む間はこれで行ってみようかと思います。
でも、結局ベストはトライアスロンの人たちがやってるように、サドルの後ろにボトル類を集積させるのがベストなんでしょうかねえ…
後ろにボトル積んで、スムーズに給水できるんだろうか?
まだまだ悩みは続きそうです…