◾️ジジイのターマックは軽くない
納車時に計測したように、SL7 Pro フォースはあまり軽くありません。
58サイズでペダル無し、ボトルケージ無し、サイコンホルダー無しで7.6kgです。
なぜこんな期待外れだったかはまた別に書くとして、軽量化対策をしていきたいと思います。
◾️チタンに手を出す
費用対効果が最も悪いかもしれないボルトをチタン製に交換するのが軽量化対策その1です。
アマゾンで買ったチタンボルトは3種類。
ボトルケージ用、ハンドルバークランプ用兼フロントブレーキキャリパー台座用、リアブレーキキャリパー台座用です。
中国製ということで品質大丈夫だろうか?という不安がありました。
中国製が全て悪いわけではもちろんなくて、問題はしっかり品質検査されているんだろうか?ということです。
ボトルケージ用なら折れても笑って済ませられますが、他の部分はそうはいきません。生死に関わります。
そうは言っても検証する術がないので、全部同時に破断することはないだろうという確率論で納得することにしました。
ジジイのバイクの場合、ボトルケージ用もハンドルバー固定用もブレーキキャリパー台座用も全てM5です。
ボトルケージ用とキャリパー用がボルト径が同じってちょっと笑っちゃいますが、本当です。
ボトルケージ用は私が買ったものとアマゾンのリンクのものはちょっと違いますが、アマゾンのリンクの方をお勧めします。理由は後で。
◾️ボトルケージ取り付け
同時にボトルケージも軽量カーボン製を買いました。
空気圧計算でお世話になったSilca製です。
ボルト無しで公称26g、付属するボルトはチタン製でした。
チタンボルト付いてくるなら中国製買わずに済んだのに…
ともかく、まずボトルケージ取り付けます。
スペシャのボルト外すと、あれ、軽いぞ!
チタン製より明らかに軽いです。
ああ、そうか純正品はアルミボルトだった。軽くて当たり前ですね。
でもせっかく買ったし、アルミボルト弱いのでまた六角穴ダメにして外せなくなるのが嫌だったのでチタンボルトでケージ取り付けました。
そうしたら思わぬ不具合が発生。
ボルトの頭がかなり出っ張っているのがわかるでしょうか?
これでボトルを装着すると、
ボトルが浮いています。
プラスティックのボトルならこれでも何とか装着できますが、ジジイは夏場は保冷可能な金属製ボトルを使っており、そのボトルを装着しようとしたら装着できませんでした…
ボトルケージ用として売っていたのに中国メーカー、実際の使用状況まで確認してないんだなあと感じます。でも日本アマゾンのリンクのは、これより頭の高さが低いようなので、きっと問題ないんじゃないかと思います。
仕方がないので純正のアルミボルトを使うことにしました。
(Silcaボトルケージについてきたチタンボルトは別のところに使ってます)
◾️ハンドルバー固定用ボルトとフロントブレーキキャリパー用ボルト交換
次にステムのボルト交換です。
左が純正品、右がチタンボルト
こちらは明らかにチタン製が軽いです。
純正品に付着している青いものは緩みどめですね。
こちらは難なく交換して、これでボルト仕様はSワークス並みになりました!
次にフロントブレーキキャリパー台座のボルト交換です。
ハンドルバー用と同じサイズ、長さのものが使用可能で、都合よくチタンボルト6本セットだったので、残り2本を台座用に使いました。
純正ボルトはトルクスなんですが、あえてトルクス使う意味がよくわからないです。
それもあって六角のチタンボルトに交換です。
黒色なので一体感増しました。
一応緩みどめも塗っておきました。
それにしても締め付けトルク5Nmです。低いなあ。
定期的に緩みチェックした方がいいかもです。
◾️リアブレーキキャリパー台座用交換
ジジイが買ったチタンボルトはM5✖️35mmでした。
純正品を外してみると微妙に短いです。
純正品は32mmくらいですね。
あと、チタンボルト頭の高さが高いなあ。倍くらいある。
取り付けるとこんな感じです。
バイクを逆さにしています。
前側が純正品、後側がチタンボルトです。
ここまでは問題無し。
ところが前側も交換しようとしたところ、途中でボルトが入らなくなりました。
どうしたのかと見ると、ボルトが長すぎてキャリパー本体と当たってしまってます。
やむなく工具箱をひっくり返してワッシャーを探し出し、3mm分ワッシャーかませて辻褄を合わせました。カッコワルー!
目立たないところですが格好悪い。
それとボルトヘッドの高さが高いのもイマイチですね。
以上でどのくらい軽量化できたんでしょうか??
10gくらいかな? 50gはいってないだろうなあ。
比重で計算すればおおよそわかるんでしょうけど、どうせ大したことないのでやりません。
リスクもある割に効果が少ないので、合理的に言えばやる意味ありませんね。
まあ、気持ちの問題ということで。