草ヶ谷美子のブログ

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 早速エージェントの”問い合わせ”にメールし、すぐさま返信があった。

 

 

 まずは会社の社長とのメールのやり取りを何回か交わし、それから担当者を紹介された。こちらの背景や希望・雰囲気で社内の適任者を選ぶのだが、今思うと、この担当者が違う人だったら私の5段階評価はもうちょっと上がっていたかもしれない。

 

 私がオーガニックフードに興味があり、ベジタリアン(魚は多少OK)だということで、同じ嗜好の若い女性が担当になった。社長いわく、”オーストラリアはオーガニックフードが盛んで、ベジタリアンが多いので、彼女からもたくさん情報を得られるし、草ヶ谷さんには合うだろう”と。

 

 

 正直言うと、渡豪前の不安は何かと言ったら、もちろん英語も不安だったが、実はこの「」も結構大きかった。一週間の旅行くらいだったらなんとかなるが、半年ともなると健康への影響がどの程度ひびくか見当つかなかったのだ。私は体が弱くしかも太っていたので、10年前くらいから食生活を改善し、玄米とお野菜を中心とした食事にしてきた。そういう意味でもオーガニックでベジタリアンの方が担当になってくださると聞いてたいへん心強く思った。

 

 だが、何回かメールのやり取りしているうちに、少しづつ失望していった。ビジネス上のお付き合いかもしれないが、私の考えは、せっかくのご縁なので、渡航前のみならず渡航中もあるいはもしかしたら渡航後も、いろいろな質問のやり取りから親しくお付き合いできたらいいなと思っていたのである。だが相手はそうでなかった。毎回質問に対してさーっと答えるだけで終わり。一歩譲って”私が高齢だからおばちゃん相手にむずかしいのかな!”と思い、あまり深く考えないようにしようしたが、そのうち気づいた。”この人本当はこの仕事が好きでやっているわけではない‼” 応対に心が入っていないのである。わたしのような年寄りだけでなく、若い人だって留学に対しての不安は大きいはず。自分が留学経験者だったらなおさらその辺の気持ちはわかるはず。なのに事務的に(機械的に)応えるだけで冷たい。濃い関係よりあっさりした関係を望む人もいるので、そういう人は平気だろう。でも私だったらもっと暖かく、一生ご縁が続くくらいの気持ちで接するのにな。

 

 とにかく相手がそうならそのように接するしかないと、私も事務的に渡航準備を進めていった。

 

 

 ちなみにその彼女、私がオーストラリア滞在中に会社辞めたようだ。