朝9時。
昨晩みかさんと飲み明かして良い気分で眠りについたせいか、それともベットをふたつくっつけて広々と寝られたせいか、目覚めは最高!
と目覚めた瞬間、ある異変に気付く。
なんか、眩しい。
。。。ん?眩しい?
もしかして、、、
もしかするともしかすると!、
カーテンを開けると溢れんばかりの太陽が差し込んでくる。
よっしゃぁー!!!!!
一日待ったかいがあった!
賭けに勝った!
気分はルンルンで颯爽と支度を済ませ、まずは駅に向かう。
今夜の夜行列車の予約を取らなくては。
「すいません、ミュンヘン行きの夜行を一枚」
「んー、あいにく満席だよ。」
え?ままま満席ー!?
すぐ頭によぎったのはあのホテルに四泊しなきゃいけないのか、ということ。
まだどこの街にも四泊はしてない。あの大きな街ローマでも、1番気に入ったブダペストでも、だ。
それなのにベネチアに四泊、、、ベネチアもとても好きな街だが、もうあまり旅の日程も延ばせない。
これはやばい、とはまだ思わなかった。
取り敢えず、もう一回列に並んで違う人のとこで聞いてみよう。
これはヨーロッパの旅で身につけたことだ。
一人聞いてダメなら二人、
二人聞いてダメなら三人、
という具合に聞いてみると、ヨーロッパは案外いけるものだ。
そして再度列へ。
「どうしても明日の朝飛行機に乗るんでミュンヘンに行かなきゃ行けないんです。夜行列車は空いてませんか?」
「わお。オッケー待ってね、、、うーん、夜行は満席みたいだねー、でも待ってよ、夜行でザルツブルグまでいって、そこでミュンヘン行に乗り替えていけば、到着時間は同じだよ!」
と言われた。
もちろん即予約。
だが39ユーロ。電車賃含めて考えたとしても高くね?と思ったがまぁ我慢。
それからまずは、もう何度も通ったリカルド橋へ行き晴天の下で写真を。
次にサンマルコ広場へ行き、塔に登った。
街中の屋根がオレンジで美しく、真っ青な海と空とのコントラストが最高だった。
それからリド島へ。
リドはベネチア映画祭が開かれる場所として有名でイタリア屈指のリゾート地だ。
またこの島には車も走っているため、本島とは一味違ったベネチアを味わえる。
まずはビーチへ。一面貝殻のビーチで、裸足で歩くのは痛いだろうな、とか思いながらビーチ沿いを歩く。
途中で現地の女性に写真をとってもらい、島についていろいろ尋ねると、あれもこれもと親切に20分近く教えてくれた。
しかも自分が行かなきゃいけない方向は真逆なのに途中までついて来てくれた。
なんて優しいんだろう。
最後ハグをして別れ、一路エクセルシオールへ。
ここがベネチア映画祭の会場だ。
そして本島に戻り、別の塔に登る。ちょうど夕陽が沈んで行くところを見れて、めっちゃ良かった。
ベネチアの街並みと入り組んだ海路、遠くに見える山並みを見ながらの夕陽は絶景だ。
とても気に入ってしまったので一時間も塔の上にいた。
もちろんミュージックはandymoryの「グロリアス軽トラ」塔から誰もいなくなると一人で熱唱した。
そらから昨日みかさんと食べたレストランへ行き、ピザを食べた。
昨日の店員たちも皆いて、喜んでくれた。
おまけのピーチスパークリングワイン。
そして駅へ。
今旅二回目の寝台車。
グラッツェ、イタリア!
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