ベン・アフレック監督


ケイシー・アフレック主演


4.5点









主人公は失踪した人間などを幅広い人脈を活かして捜索するいわゆる私立探偵と呼ばれる仕事をしています。

4才の女の子が誘拐された事件の依頼をうけ、相棒である妻、そして地元警察たちと協力しながら女の子を捜索します。

捜索を続けていくうちに、シングルマザーである女の子の母親はドラッグ中毒者で、危険な人物達との関係が明らかになっていきます。

誘拐犯と思わしき人物とコンタクトをとることに成功した主人公達は、女の子を引き渡してもらうように説得します。


しかしこの事件の真相は、主人公達が思っているほど単純ではなかったのです。











2時間弱の少し長い映画ですが、淡々とストーリーが進行するので飽きることなく鑑賞できました。

全体を通して暗い雰囲気の映画です。



かなりリアルな緊迫感があるので、所々でドキュメンタリー映画を見ているような気分になりました。


まだ若く、血気盛んな主人公は自分の正義感を頼りに事件の奥深くへと進んで行きます。

周囲の人間が止めようとも、それを聞き入れることはありません。

幼い子供にとって何が幸せなのか。


クライマックスで主人公は、自分が正しいと思ったことを行動に移します。


正義を貫くためには様々なものを犠牲にしなければならない。


正義の反対は悪ではない。
正義の反対とはまた別の正義だ。



そんな名言を聞いたことがあります。



この映画にピッタリの名言だと思います。








おやすみなさい。