透明水彩画。

 

 

 

私が勤務している喫茶店には様々なお客様がいらっしゃる。

最近は世情的にもお一人様が多かったけど、だんだん二人、三人とグループで来店される方達も増えてきたように思う。

 

そして今日も男女のカップルがお店に入って来た。

二人とも当然のごとくマスクをしている。

彼女の手造りなのか、お揃いのデザインだ。

お揃いTシャツなんかは昔はよくあったけど、マスクがお揃いなのはなんだか微笑ましい。

 

世の中手造りマスクをしている人は本当に多く、そのデザインを観察するのは私の密かな楽しみになっている。

私も勿論手造り派、一回造ればかなり何回も使えて経済的だしね。

機能的には、不織布の使い捨てマスクよりガード力が劣るのが難点といえば難点だけど。

でも何よりデザインで遊べるのが楽しい。

 

お店で使うのはあまり華美にならない、おとなしめのものを使う。

今日は白を基調にした蝶の織り模様をデザインしたマスク。

これは何人かのお客様に「素敵なマスクね~。」、と褒められた。

服やバッグを褒められるより嬉しい。

次はどんなマスクを造ろうかな、と意欲が湧いてくる。

我ながら単純。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特に参考になるのは小池さん(オバQのラーメン好きの人では無くて)、が付けているマスク。

 

ノーズトップの山を柔らかな形にし、下顎のラインにそうように両側にダーツを入れている。

顔立ちをシャープにみせつつ女性らしい曲線を演出している、、さすがだ。

見せ方を心得ている。

マスクと言えども奧が深い。

私もマネしよう。

 

それとマスク顔では眉とアイメイクも特に念入りにしなければ。。

見た目にこだわるのは女性のSAGA。

オンナは灰になるまでオンナであるのだ。。と誰かも言っていた。

 

もはやマスクは欠かせないファッションアイテムのひとつになっているのは間違いない。