来た!来ましたよ~
あの嫌~な季節が、、
鼻がムズい、くしゃみを連発する、ハナミズダラダラ~。目も痒い。
うう...この辛さは経験した人でないと解らない。
私にとって9月の9は苦しみの9だ。
成人してから発症し、それからずっとの長きにわたる付き合いだ。
毎年春と秋、季節の変わり目になると直らない風邪をひくなあと思っていた。
まだ花粉症という言葉が浸透する前だ。
そう、私は今まさにアレルギーとの闘いの真っ最中なのだ。
風邪なら2、3日で直るが、この症状は2,3ヶ月も続く。
気候が、過ごしやすい時期なのに外で深呼吸できない、
洗濯物が外で干せない、
ベランダで布団を干そうものならその夜は悲惨な事になる。
アレルギー症状で眠れなくなるのだ。
この気持ちのいい季節に、素敵な外の風景を思う存分堪能することができないのは、
人生においてだいぶ損をしている。
対策はというと、まず敵は何なのかを知らなくてはならない。
耳鼻咽喉科へ行き、どれがアレルゲンなのか検査を受けることにした。
採血検査、、これは保険適用外だが致し方ない。
50種類の中から探すコースを選んだ。
「えーと、、スギとヒノキに陽性反応ありますねー。」
やっぱりな、春になると空気を黄色くするアイツだ。これは想定内。
とすると秋は何なのだ。
「一番強く出ているのは、、ヨモギですねー。」
え、ヨモギ?って、、、あの、よく道端に生えている雑草か。
アイツも花粉を飛ばすのか、生意気に、、、と訳の解らない事を呟く。
ともあれ憎き敵の正体は判明した。 解ったところでどうしようもないが。
とりあえず症状を抑える薬を処方して貰い帰宅する。
だが薬を飲むのは限界まで我慢したい。
私は酒好きなのでこれ以上肝臓に負担をかけたくないからだ。
じゃあ酒をやめろよって話になるのだろうが、
それが出来れば苦労はしないのだ。
それからは、この苦しみをもたらすヨモギを見ると、根絶やしにしたいとすら思う。
しかしヨモギのお餅は美味しいから好きだ。
舌下免疫療法、やってみようかな。。。