昨年、春に顔面麻痺を発症しました。中等度のマヒで完治する確率は僅かで麻痺も残るだろうとの事でした。
ショックでした。麻痺はお顔が歪んでいるだけではなく、それは日常どれだけ不自由か。
まぶたは閉じずに目にゴミなどが入った時にもまぶたが閉じない事による不自由さ、大変さ、
また、光がとても煩わしく感じます。そして、飲食も口が閉じないために満足に行えず、会話も発音など
上手く話す事が出来ませんでした。耳鳴りもあり身体がふらつく、3つの病院を受診し自分なりにもマッサージ、温パックと
毎日やれることはやって居ました。そんな時、友人から土田先生を紹介され、半信半疑で飛び込みました。初めは気が進まなかったのですが、
先生からは心の準備が出来てからお越しになってくださいとおっしゃって頂き、ゆっくりと進めてくれました。
それから通院し半年以上が経過して居ります。
土田先生はとても気さくな方で話好きです。他愛無い会話をしながら少しずつ身も心もリラックスして行ったのでしょう！
お顔の歪みもこわばりもどんどん良くなりまぶたも閉じる様になりました。症状が一つずつ改善すると身体全体が本当に楽になりました。
今では他の人から見たら麻痺がが分からないくらいに回復しました。
少し施術をお休みするとまた元に戻る感じが良くわかります。今後も出来る限り通い回復に向けて努力したいと思います。
最後に紹介して頂いた友人と熱心に施術して頂いた土田先生に心より感謝申し上げます。
土田斉知院長コメント
ありがとうございます。よく頑張りましたね。顔面麻痺は鍼灸がとても良く当施設でも経験実績が多くあります。東洋医学では、
麻痺や痺れの原因も細かく分類されて居り、
また、原因となって弱ってる五臓などに着目しそれらの特効ツボを刺激したり血行を良くする方法が主に取られて居りますが、
当施設の鍼灸は経絡と言ってどの様な原因でその臓が弱り、影響を与えている経絡はどこなのか、現在の状態はどうなのかを
タイムリーに脈とお腹を診ながら、そして、お身体全体の浅い経絡を整えながら行える”優しいはり治療”です。
なので、怖く無く思って居たものとは違い安心して取り組む事が出来たのかなと思われます。
そして、日本の場合、鍼灸院とは非常にハードルが高い分野です。よほど何かが無いと来ないか、
親や祖父母がやっていたなど、そのような経験が無ければなかなかお越しになる事は無いでしょう！
まして、A様はもともと西洋医学の方でご活躍され、ご家族皆様が西洋医学の分野でかなり活躍されているわけですので、
抵抗が無いわけがありません。
しかし、その様な方にもご縁を頂けた事。喜び。そして「良くなるのならうけてみよう！」と
頑張って決心された事、そして、ご紹介者であるお得意様のM様のためにも
「最低限度の結果で良いので欲張らず、鍼を好きになって頂ける様に」との思いを大前提に施術を行わせて頂きました。
しかし、その中に含まれる要因としては
①いくら最低限度と言っても違いが分からなければ何にもならない。
１回目よりは２回目、２回目よりは３回目必ず波はあるけれど回復してるのが分かる、遅くても前進して居る事。
結果オーライ。兎に角なるべく早く緩解させる事。
②過敏な体質なので痛く無く怖く無く必要最小限の深さ、太さで行う事。
③なんだか通うのが楽しい。せっかくの施術もつまらないと行く気にもなれません。そして付加価値的に
体が楽になるし他の不調の部分も序に良くなる感じ。生活全体が活動的になる事があれば納得してくれるのではないか」
という点を心掛け施術させて頂きました。
ところで鍼灸はあくまでお手伝いであり、治しているのは自分の抵抗力であり治癒能力です。鍼が治しているのでは実はないのです。
これは西洋医学でも同じかもしれません。
しかし、同じ東洋医学の中でも
①漢方薬が得意なもの
②マッサージやストレッチが得意なもの
③鍼や灸が得意なもの
様々あると思います。上手くこれらを組み合わせるというスタイルがこれからの時代同じ東洋医学を取り入れるのにも適していると考えます。
当施設の鍼灸は幅広く様々な愁訴に対応が可能な鍼です。これからも末永くお付き合いの程、どうぞ宜しくお願い致します。
お困りの方が居りましたらご紹介頂けます様、より一層努力して参りますのでどうぞ宜しくお願い致します。
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