百名山92座目! 尾瀬の北側に位置する「会津駒ケ岳」
尾瀬周辺の山々を巡る旅は、いよいよ3日目の最終日を迎えました。前日に13時間30分という長い日帰り登山を無事に終えて下山した私は、疲れた身体を鞭打って車を運転して、約1時間先に有る駒ケ岳の登山口近くの道の駅へと到着します。
そして道の駅で車の中で就寝。翌朝は4時に起床後、直ぐさま登山口駐車場へ向かいます。到着すると朝5時だと言うのに、もう7~8台の車が駐車して有りました。昨日の平ヶ岳とは違い、何と多い車の台数だろうか。早朝からこの車の混みようでは、この山にはかなりの登山者が来そうです。
昨日の平ヶ岳は孤独な一人登山だったのに対して、今日の会津駒ケ岳では何十人という登山者に会いそうです。それにしても近い位置同士の百名山で、こんなにも登山者数が違うのには驚きの一言です。まあ、2日連続で孤独な一人登山にならなくて良かったので、良しと考えて身支度を整えて登山口を出発する私。
出発して1時間位は、雪も無い登山道を快調に登って行きます。ですが! その、のんびりムードも打ち消されてしまいます。昨日の平ヶ岳同様に、雪渓が始まり出したのです。またやはり雪がわんさかと残る山だったのか! と声を出さづに居られませんでした。
ですが昨日とは違い、雪渓を登って行くのに大きな違いが。それは、会津駒ケ岳の登山道は登山者が多い事、それと登山道が雪で埋め尽くされていても木々の枝に道案内のリボンがしっかり結び付けられていたのです。この二つの事は登山をして行くうえで、この上なく心強いものなので、本当に嬉しかったです。
そのお陰も有って道を間違える事無く、コンスタントに雪渓を登って行く事が出来ました。そして雪渓を登る事1時間半、視界が開けて来て山の尾根が見えて来ました。見えにくいですが、ガスが掛っている辺りが山頂でしょうか。ゴールが見えて来ました。(と言っても近そうですが、歩くとかなりの距離が有るんだよな💦)
山頂が見えて来たとはしゃぐ私ですが、やはり近くて遠い状況の様でして、黙々と雪渓を登って行きます。それにしても、これだけ沢山の雪渓が残っているものだなと。本当に、あと1ヶ月半でこれだけの雪が解けるのかな? と、そんな事を思いながら登ってるのは私だけなのかと思うのでした。
雪渓をてくてく登って行くと、何か前方に黒い物体が見えて来ました。そう、昨日の平ヶ岳には無かった山小屋が見えて来たのです。この会津駒ケ岳には、登山者の憩いの場である山小屋が有るのです。そして、駒ケ岳の山小屋゛駒ノ小屋゛に到着します。早速、ベンチで飲み物を片手に休息に入ります。すると、中から小屋の人が出て来ました。何をするのかと思えば、スコップ片手に小屋の周りの雪かきを始めたのです。
この時、雪渓を登っている時に思った素朴な疑問の事を思い出しました。それは今現状、山の様にある雪渓があと1ヶ月半ほどすると雪が解けて無くなるのか? と言う疑問でした。そこで私は、小屋の方にその疑問を聞いてみる事に。
「この雪渓は、あと1ヶ月半もすれば溶けてるのですか? 今、見た現状は2m近くの雪が積もっているので、これだけの雪の量が溶けて無くなるとは、自分には信じがたいのですが」
と、素朴な疑問を投げかける私。するとニッコリと笑いながら、小屋の方は答えてくれました。
「ああ~溶けますよ。7月下旬位になれば山頂までの雪は解けてなくなってしまうんですよ。一部、山頂付近の雪は8月位まで残っていますがね」
小屋の方の答えを聞いた私は、即座に頷いて返答します。
「そうなんですか! これだけの雪の量が、僅か1カ月半で溶けるのですね。雪解けした山の姿が見たいなあ~」
と、答える私。納得したにもかかわらず、この2mはあろうかと思われる雪渓が溶けてしまうなんて! と心の中では驚いているのでした。
そして、山小屋で休憩を終えた私は一路、山頂に向けて出発します。地図を見ると小屋からは30分程で山頂に着くはずです。だが、この雪渓では登山道が埋め尽くされている為、どの方向に進めば良いのか良く分かりません。
そうすると、GPSを頼りに方向を見極めて登る様にする事と、昇り降りしている登山者の道筋を見極めて登って行く様にする事です。幸いにも駒ケ岳は登山者が多く、GPSを使わなくても登山者の通る道筋を見極めれば良さそうです。昨日の一人登山だった平ヶ岳と比べると断然、道迷いをしないと言う点では、かなり恵まれた環境にあるなと思いました。
そして、雪渓をてくてく登って行く事30分後、何やら大きな山頂看板(高さが3m位)が見えて来ました。どうやら、山頂に到着した様です。
山頂は平坦でかなり広い山頂でした。そして、山頂看板が凄く大きい! 中には凄く小さい(30cm×10cm位)山頂看板の百名山も有るんです。百名山ならこの位、豪快に大きくても良いのかなと。そして肝心の山頂展望ですが、、あいにくのガスが掛っていて展望が望めませんでした!!
またまた、山頂で展望が望めない百名山の内の1つの山となってしまいました。(私が登頂して来た百名山の中では、約半数の山が展望が望めなかったです)
だがこれも先に日程を決めて、後で天気が決まって来ると言う縮図があるものなので、これも致し方ない事なのです。
ですけど、山頂の展望が望めなくても登頂した事には間違いありません。この様な時は胸を張って、登頂したんだぞ! と自分に言い聞かせる様にしてます。
そして気を取り直して、山頂看板との記念撮影に臨む私。恒例の「写真を撮って貰えませんか~」と山頂に居合わせた若い男性の方に撮影を頼んで、パシャリ! と記念撮影が完了です。なんだかこの山頂写真は、直立不動で優等生の様な感じで美しく取れた感じがします。撮ってくださった方に感謝です!
記念撮影を終えた私は、山頂写真を撮って頂いた方と談笑しながら食事を済ませました。写真撮影を頼んだ方とは、その後に話が弾む事はよく有る事で、山話に花🌸が咲いて楽しく過ごす事が多々あるのです。同じ趣味を持つ物同士だから、何と言うか波長が合うんですよね~(^^♪
そして、山頂での楽しいひと時を終えた私は下山の途に着きます。下山を開始して直ぐに山頂直下の急な雪渓の下りが始まります。ここは慎重に降りて行く私。(平ヶ岳に比べると緩やかな斜面だったので、かなり気持ち的には楽だったです)
降りて来て小屋を通過した頃でしょうか、辺りのガスが取れて来て段々と周りの景色が見えて来ました。これは、この後は山頂のガスが取れて展望が開けて来るパターンなのでしょうか。
雲が取れて景色が段々と広がってくる中をコンスタントに下山して行きます。中腹辺りまで降りて来た頃でしょうか。ふと林間の間に目を向けると、何やら山頂らしきものが見えました。歩みを止めてジッとその方向に目を注ぐ私。丁度その時、後方から他の登山者の方が近づいて来たので、
「あの見えている山は駒ケ岳の山頂なのですか?」
と聞いてみました。すると登山者の男性の方も足を止めて答えてくれました。
「ああ、そうですよ、あの見えている山が駒ケ岳の山頂に成るんですよ!」
との答えが返って来ました。やはり山頂の様です。山頂に居た時はガスが取れなくて残念でしたが下山途中に山容が見れて、まあこれはこれで良かったな! と心の中で思っている私でした。
最後に山頂の山容が見れた事で、心置きなく下山に集中して行く事となります。この後、20分ほど下山して行くと雪渓の箇所も終わり、通常の登山道になってホッと一息しながら下山をして行き、登山口に到着して会津駒ケ岳の登山を終えたのでした。
駒ケ岳は昨日の平ヶ岳と比べると登山者も多く、道標もしっかりと整備されて、比較的斜度も緩やかで、コースタイムも短めだったので、私としては優し目の山だったなと感じました。
下山時刻は未だ11時です。この後は、車を走らせて麓の食堂で美味しい味噌ラーメン大盛(凄く上手かったです)を食してお腹を満たし、その後は温泉に入って労を癒したのでありました。こうして、尾瀬周辺の燧ヶ岳、平ヶ岳、会津駒ケ岳の三つの百名山の山巡りを終えたのでした!(^^)!

イケ隊長より、皆様にお知らせが!
私は作家としても活動しておりまして、自身の登山経験を元に「清流学園山楽部」と言う、登山を通じて成長して行く教師と生徒達の物語を執筆中です。作家ペンネームは゛天童晴太゛と言います。登山がメインの物語ですが、生徒達の日常や学園生活、恋愛など様々な場面なども描いている小説です。
その私の書いた小説が、この度、アメージング出版社より書籍化されて出版されました。Amazon等のインターネット販売のみで売られるプリントオンデマンド書籍になります。
その第1弾として、主人公の沢井友香里が発起人となり教師の山岸先生と登山部を立ち上げる決意をして部員を集め゛清流学園山楽部゙を正式に学園に発足させるまでの過程を描いた「清流学園山楽部、山楽始動編」が発売しました。
Amazon販売サイトURL→ https://www.amazon.co.jp/dp/4910180613/
天童晴太
そして゛山楽部始動編゙で見事に学園に新規発足を果たした清流学園山楽部の、その後を描いた続編の物語、「清流学園山楽部、目指せ!南アルプス鳳凰三山」の第1幕、第2幕も発売中です。
この書籍のサブタイトルは゛目指せ!南アルプス鳳凰三山゛です。そう、このブログにも書きました南アルプス鳳凰三山を目指して、清流学園山楽部の面々が夏合宿で鳳凰三山を目指すまでの過程を描いて行く物語です。
ずぶの素人の初心者マークだった部員達が低山の山から登り始めて、段々と標高の高い難度の有る山々を経験してレベルアップして行き、自力を付けた部員達が最終的にアルプスの高難度の山、鳳凰三山に登頂して行く姿を描いて行きます。
物語は第2幕以降も続いて行きますので、長丁場の物語となります。第2幕までで全体の物語の三分の一位でしょうか。長いシリーズのお話しになりますが劇中では登山以外の話しも描かれています。学園での出来事、部員達の私生活面や、恋愛話しなども書かれていますので、面白可笑しく読んで貰えるのではと、作者の私は思っております。
ご興味のおられる方は、゛目指せ!南アルプス鳳凰三山゛のシリーズ本、第1幕、第2幕もご覧ください。
第1幕、Amazon販売サイト→https://www.amazon.co.jp/dp/491018077X/
第2幕、Amazon販売サイト→https://www.amazon.co.jp/dp/4910782028/










