こんにちは。私はS字カーブ

胸椎48度、腰椎65度の側弯症でした。
2021.1.4に手術しました。
T6〜L4まで固定しました。
術後について書こうと思います。
チューリップ赤脚長差ありです。
側弯症の方のためになれば幸いです。
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お久しぶりです。


術後8ヵ月の8月下旬に就職してから

もうすぐ4ヶ月経とうとしています。


毎日フルタイム総務労務の事務職で

時々残業もあり忙しく充実しています。


勤務先はいくつもの課があり

私のいる総務課はそのいくつもの課の

すべてをまとめているような課です。



他の課との関わりが多く

会社全体の業務に携わることばかりで

術後仕事する前はほとんど

走ったこともなかったのに

今では気がついたら

会社中を走り回っていることも

よくあります。




今は術後11ヵ月。

手術前の身体とはかなり違います。


もう背中は曲がりません。


手術後1日目から

胸も締め付けられていて

11ヵ月経った今も

苦しさは変わりません。


側弯症からくる脚長差もあり

インソールなしでは走れず

まともに歩けません。




それでもこんな身体でも


どんなに手術後の後遺症で辛くても


声を大にして言いたいのは


私は側弯症の手術をして


「本当に良かった」


という感謝の気持ちでいっぱいなのです。




かなり曲がっていた身体が


完全にまっすぐになった


わけでもないのですが


それでも側弯症には


手術という治療方法がある


その「治療」ができたことが


私にとって何よりも「贅沢」なことでした。




こうして毎日楽しく働けるようになったこと


その事実だけで本当に有難いことで


感動で後遺症も乗り越えられます。

 



よく側弯症ブログで

側弯症でいることがかわいそうとか

家族が手術することがかわいそうとか

こわいとか よく目にするのですが

私にはその感覚がわかりません。



私は物心ついた幼児の頃から

側弯症の自覚があり

身体曲がっていることはコンプレックスだか

当たり前で

側弯症は毎日の生活で

当たり前のもので


側弯症でない人の

普通のまっすぐな身体の人の

気持ちは全くわかりません。



かわいそう気の毒だと思われても

それが当たり前でした。


どうしようもないんです。


やっと手術できる環境になり

治療できる時間と方法があるだけで

本当に贅沢でした。




こう思えるのは

やはり死ぬような病気ではないからです。



子どもの頃から弟、父、祖父、祖母を

数年おきに亡くしてきた私にとっては

たかが死なない病気なのです。



されど一生

かなり厄介で

つらい病気だけれど

工夫次第で

仲良くしていけるんじゃないかな

と思える病気です。



だから手術がこわいとかで

治療方法あるのに

ほったらかしは

もったいないなと思います。


手術せずこの先曲がり続けることの方が

かなり恐ろしかったです。



手術後は強烈に確実に痛いですが

まあ生きている証拠で

痛いのは有難いと思えました。



本当に個人的な感想です。


この病気は本当に個人差があり

本人にしかわからない辛さがあります。


本人でない人が

ご家族が側弯症の家族について

書いているブログをよくみかけるのですが

それってどうなのかな?

本当なのかな?

と思うこともよくあります。



ご本人はご家族に自分のことを

書かれててどんな気持ちなのかな?

と思うことも多いです



この病気の辛さは

本人にしかわからない

ことばかりだと思うので。


とにかく術後の後遺症は一生ものだと

思えるけれど

治療できるのは贅沢で

感謝しかない

という気持ちでいっぱいです。


今日も読んでくださって

ありがとうございました。


Namu Shinnyoクローバー星🙏音譜