Wカップ 決勝トーナメント
日本は負けました。
前半から押し込まれる展開が続き、時折見せるカウンターという展開が多かった。開始早々からハイプレスで行きましたが、20分過ぎあたりからベルギーがペースをつかみました。それをしのいで前半を終えた。その時は、こんな終わり方は予想できませんでした。

後半開始からすぐにカウンターから日本が先制点を挙げました。
こぼれ球を乾が相手DFと入れ替わる形でキープ。それを柴崎へだし、柴崎がドリブルしながらスルーパスのタイミングを計り、原口へのスルーパス。DFの間を抜く素晴らしいパスだった。原口はパスを受け、切り返すフェイントを入れ、タイミングをずらしてシュート。綺麗な得点でした。
その後、乾がミドルシュートをたたき込んで2点目。
香川がこぼれ球をうまくキープし、フェイントを入れて乾へ落とす。乾は狙い澄ましたシュート。これで楽になった、と思いつつ、2点差の怖さを感じる。サッカーでは2点差が一番危険だと言われている。3点差をつけることができれば相手も意気消沈してくれる。しかし2-1になったとき、リードしているチームは焦りが出て、1点差に追い上げたチームは勢いが出る。そのまま逆転に、という嫌な流れ。
そしてその嫌な展開へと動き出す。
日本は昔からリードしたときの試合運びが下手だと言われている。
ドン引きサッカーができないのだ。屈強なDFでハイボールを跳ね返し続け、俊足のFW一人でゴール前まで一気のカウンター、という戦いができない。それを心配していたが、ベルギーはしっかりと日本の弱点である高さを攻めてきた。190を超える選手が複数いると正直キツイ。
そこにドリブラーが自由に動けるような展開が作られてしまって後手後手にまわった。
ベルギーの1点目、これがきつかった。シュートではないと思う。折り返しのヘディングがたまたまいい感じのシュートになってしまった。
残り時間がまだまだあるところで相手に得点を許してしまった。あそこが分岐点だった。

まあ今のというか日本が長年抱える弱点がこういうところで出てしまった。
日本は長身の選手が少ないし、長身の選手はあまりうまい選手にならない。そういう問題点を地道に改善して、大きくて強くて早くてうまい選手を何人か育てていかないと上に行けないだろう。DFもFWも。

なんだかんだで、でも面白かった。勝ってほしかったが、いまの日本の現状で精いっぱいだっただろう。