Tomorrow is always fresh with no mistake

今、コレ読んでます(≡^∇^≡)

江國香織の「左岸」そして辻仁成の「右岸」

「左岸」・・・仲の良い両親と、ふたつ上の兄・惣一郎、幼なじみの少年・九に囲まれ、福岡で育った茉莉。しかし惣一郎の死をきっかけに、幸せな子供時代は終りを告げる。兄の面影を胸に、茉莉は17歳で駆け落ちし、東京へ向う。男たちとの出会いと別れ、九との再会を経てめぐりあったのは、このうえない幸福と、想像もつかないかなしみだった―。辻仁成と組んで放つ、愛を求めて流れゆく男女の物語。

｢右岸」・・・1960年、福岡。九はやくざ者の父とその愛人の子として生まれる。祖父母に預けられた彼は、隣に引っ越してきた同い年の茉莉とその兄、惣一郎と共に育つ。奔放で天真爛漫な茉莉に想いを寄せ、聡明で男気のある惣一郎を実の兄のように慕う九。しかし、突如会得した不思議な力と、惣一郎の死が運命を大きく変えてゆく。生涯にわたる愛をテーマに、江國香織との共作に挑んだ一大長編。（「BOOK」データベースより）

ず～っと前に映画化になった「冷静と情熱のあいだ」を執筆した二人の新たなコラボ作品です(´0ﾉ｀*)

っと言っても２００８年に本は発売されたみたいなんだけど、ちょうど２月に文庫化され、その事が新聞記事になってて目に止まった次第であります。文庫化されると、それぞれ上下巻になり結構な量であります。

今、「左岸上巻」を読み終わり、「左岸下巻」は後回しに、「右岸」の古本をamazonで購入し半分くらい読んだところです。そんな変な読み方をしてみると・・・・同じ時間を茉莉という女性側からの見方だけでなく、九という男性側の見方もわかるんです。ところどころで同じ場所、同じセリフがでてくるので、「あ～この時はそう思ってたんだ～」とか、「この時はそんな場所にいたのね～」など普通の小説とは違う面白い見方ができます

もちろん書く作家が違うので表現の仕方は結構違いがあります。人それぞれだとは思うのですが、私は江國さんの方が好きです女性的で露骨な表現が少ないから

今はもっぱら子供達を寝かせながら読むことが多いデス

やっと・・・やっと・・・長編小説を読む時間が少しでてきたように思います。昔はあんなに本を読む時間があったんだな～と今になってつくづく感じます

左岸/右岸